月刊"勝丸"-2013

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No.27 2013.12.28 欧州の旅、残りもの:-))))))))))

ベルギーのブリュッセルとスイスのローザンヌでの拙作の上映については11月6日号と22日号で既にご報告させて頂きました。

今回の渡欧はこちらの都合でせわしないスケジュール~~10月10日に出発して11日~12日がブリュッセル、16日~20日がローザンヌで、21日に帰国という日程でした。

そこでブリュッセルとローザンヌの間の3日間の空白をどうするか~~数年前にドイツのオーバーハウゼン国際短編映画祭で《金井勝回顧展》があり、その時に早目に出発してベルギーとオランダの美術館廻りをしていましたので、今度はまだ行ったことのないフランスへと考え、電車を使ってブリュッセルからパリに出ることにしました。

短い滞在ですので欲張るのを止めて効率の良い観光~~ルーブル美術館の近くのホテルを予約してセーヌ川周辺をゆっくりと観て回ることにしていたのです。

壮大な敷地に膨大な美術作品たち~~先ずこのルーブル美術館ではどの作品をこのHPに載せるべきかを悩みましたが、ギリシャ女性美の典型と称せられている「ミロのヴィーナス」、ジャン=オーギュスト・アングルの「グランド・オダリスク」、そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」と美女三人を揃えてみましたが、如何なものでしょうか~~?

       
 ルーブル美術館のシルエット  ミロのヴィーナス  グランド・オダリスク  モナリザ

滔々と流れるセーヌ川~~対岸にはその昔駅舎であったオルセー美術館があり、ゴッホの「アルルの家の部屋」やマネの「草上の朝食」、そしてルノワールやモネなどの印象派の作品が沢山展示されておりましたが、私にとってはそこでアンリ・ルソーの「ヘビ使いの女」を見られたのが思わぬ収穫でした!
(しかし、オルセーでは内部の撮影が禁止されていましたので、残念ながら写真はありません。)

そしてセーヌ川に浮かぶシテ島にはゴシック建築を代表するノートルダム大聖堂があり、昔読んだヴィクトル・ユーゴーの「ノートルダム・ド・パリ」が脳裏を過ぎりました。
それにしても奥行130m、幅50m、高さ35mで、一度に9千人余りが収容できるというその大きさに、改めて吃驚させられました!

       
セーヌ川と オルセー美術館 正面入口には動物の迫力ある彫刻たち  ノートルダム大聖堂 大聖堂の内部 

そのパリから電車でスイスのローザンヌに入り、LUFFに参加したことは既にご報告させて頂きました~~が、映画祭が実際に動き出す時間は夕方からでしたので、昼間は自由時間でした。

そこでローザンヌにあるオリンピック博物館や、精神障害者が描いた絵や殺人犯が刑務所で彫った彫刻など、社会から外れてしまった人たちの作品を展示したアール・ブリュット美術館などにも行きました~~が、やはり気になっていたのがニヨン市のこと~~そこは私の処女作:『無人列島』にグランプリを与えてくれたところなのです:-))))))))))

ここもまたレマン湖の畔にあり、丁度ローザンヌとジュネーヴの真ん中ぐらいのところに位置する小さな都市~~ローマ時代の石造円柱と小さなお城が見えました。

紀元前に、彼のジュリアス・シーザーによって築かれた植民地が現在のニヨンの街の基盤となっているそうで、円形闘技場や神殿跡なども発見されています。
更に時代は12~13世紀に下って、この地を治めたサヴォイア家のお城~~現在はその修復工事を終えてこの地方の歴史的な焼き物=ニヨン焼きなどがそこで展示されていました。

そうした背景の中に40余年の歴史を持つ《ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭》がありますが、ドキュメンタリー映画祭としては世界の先駆けであり、市民のみなさんの文化に対する情熱とご尽力に、先ずは敬意を称します:-))))))))))

     
 レマン湖を見下ろして建つ石造円柱  湖からの敵には手強い城  復元された中世の城

浮かれてばかりはいられない
《内憂外患》の今日この頃ですが
個人的には
それなりに
充実した喜寿の年を過ごさせて頂いており
心から感謝致しております。

あと数日で
2014年
皆様方のご健康とご活躍とを念じております!

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No.26
 2013.11.22 スイスのローザンヌ映画祭で≪特集 金井勝≫:-))))))))))


ベルギーのNOVAでの上映の後、私たちはパリに向い、ルーブル博物館などを見学して10月16日(水)に電車(TGV Lyria)でスイスのローザンヌに入りました。

レマン湖畔の美しい都市=ローザンヌ~~オリンピック都市として有名ですが、ここにはまた映画と音楽のユニークな祭典があります。ローザンヌ アンダーグラウンド フィルム& ミュージック フェスティバル(LUFF)です。

     
 白鳥たちが羽を休めるレマン湖の
ウーシー港
 青空に描かれてゆく見事な
十字架
中世の面影を残す旧市街地
眼下のレマン湖の対岸はフランス 

ローザンヌの繁華街は、湖畔のウーシー地区と中腹にある国鉄ローザンヌ駅周辺、そして高台にある旧市街地~~それを一直線に結んでいるのが地下鉄で、LUFFの開催はその旧市街地です!

小雨に濡れる大通り~~LUFFのポスターに眼をやると、そこに自分の名前を見付けました:-!!!!!!!!!!

     
 旧市街地の大通りに建つ
立て看板
 そこには
LUFFのポスターも
私の名前の下には
何と、「シューリアリズムの帝王]とあった!

この身に余るタイトル~~その命名者はLUFFフィルム部門のディレクター:ジュリアン ボディヴィ(Julien Bodivit)によるものだと思います:-))))))))))

これまでにもスイスとは何故か縁がありました。
処女作:『無人列島』を制作&公開していた1969年に一通の国際郵便を受け取りましたが、それはレマン湖畔にあるニヨンという街で始まった国際映画祭からのものでした。

そこで当時懇意にして頂いていたフランス映画社の柴田さんに相談してみたところ、「審査員にはフランスのユニークな監督などもいて、みなさん素晴らしい人たち~~面白そうな映画祭だ!」と言われ出品したところ、大賞を受賞しました!

更に幸運なことに、その映画祭の観客のひとりに新進気鋭の映画研究者がおりました~~マックス・テシエ(Max Tessiel)です!
彼は『無人列島』を高く評価して、ヨーロッパの各地で上映~~同時にフランスの映画雑誌:「ECRAN」などで、『無人列島』や『王国』を度々取り上げてくれていましたが、その彼はフランスを拠点に活動するスイス人でした!

丁度その頃だったと思いますが、記録映画界の重鎮=野田真吉氏が、スイスは昔からシューリアリズムの研究が盛んだと言っていましたが、その伝説の地=スイスの映画祭で〈特集〉を組んで頂けたことに、心から感謝致しております!

     
若者たちで賑わう
 メイン会場
 左から通訳の中原さん、ダニエルさん、
ディレクターのジュリアンさんと私
プログラムの私の頁
文章は全てジュリアンさん 

さて、LUFFのメイン会場はその昔カジノであったという建物~~1階には映画祭の事務所が置かれ、地下1階には上映ホール:Cinematographeがあり、音楽のライブに使用されるホールもあります。

上の真ん中の写真は、今回特にお世話になった人たち~~私の隣が映画部門 ディレクターのジュリアンさん~~彼によって《特集 金井勝》が実現し、きちんと調査研究してから私に関する全ての文章を書いてくれていますので、とても嬉しく思っております!

長身の青年はダニエルさん~~この映画祭の幹部のひとりで大概私の上映会場に姿を見せてくれていました。前衛的な作品には造詣が深い彼~~勅使河原宏監督の『砂の女』(1964)に興味を持ちわざわざ鳥取砂丘を見に行ったそうですが、『Good-bye』の中に出てくる砂丘や、飴屋の存在などについて質問されました。

通訳をしてくれた中原さんは、日本の商社のローザンヌ駐在員~~学生時代には陸上競技でインターハイに出場したこともあるそうですが、現在はここローザンヌを心から愛し、誇りを持ってこのLUFFにボランティアとして参加しており、大変にお世話になりました!

     
 お母さんが日本人のオサムさん
彼にも通訳でお世話になる
 EJMAでの
舞台挨拶
 Cinematographeでの
『王国』の観客

上映会場は大小様々いくつかのホールがあり、私の作品は映画祭のメイン会場の地下にあるCinematographeと、メイン会場の近くにあるEJMA、そしてちょっと離れたところにある会場:Zinema-Norber-Creauzの3ヶ所でした。

16日の午後から20日の夜までに、『無人列島』『Good-bye』『王国』の《微笑う銀河系三部作》と『聖なる劇場』『前衛仙術』は各々2回づつ 『時が乱吹く』だけは1回の上映~~私の全作品を上映して頂きました!

     
 観客からの質問風景
 生まれて初めての
衣類へのサイン
 何故か有名なスポーツ選手
になった様な気分(笑)

上映が終わると観客から度々質問があり、そして予期せぬサイン会(!?))~~ラジオの取材記者から依頼されてサインをすると、次から次へと頼まれてジュリアンさんに写真まで撮られました!(笑)

ローザンヌ アンダーグランド フィルム& ミュージック フェスティバル‐2013への日本人の参加は、オープニング作品となった園子温監督の『Bad Film』、展示作品&実演のKOSUKE KAWAMURAさん、そしてMusic festival の参加者にはSAJJANU, ENDON, BLACKPHONE666のみなさんたちがおりました。

   
 こちらは Music festival の会場  更けゆく LUFF‐2013 のメイン会場
Music会場を覗くと
   流石にunderground music festival~~
      空気を震わせるその音量が勝負とばかりに
          世界から集まったミュージシャンが熱く萌えていました:-))))))))))
        http://www.flickr.com/photos/luffestival/

ともあれ
   喜寿を迎えた私にとって
       遠い昔のあの若さを取り戻せたような、充実した一週間でした:-))))))))))


次回は、「欧州の旅の残り物」~~ご訪問をお待ちしてます!

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No.26 2013.11.06 ブルュッセルのNOVAでFocus Katsu Kanai≫:-))))))))))

ベルギーの首都・ブリュッセル~~その中心には、文豪・ヴィクトル・ユゴーが「世界一美しい広場」と讃え、詩人であり映画監督でもあったジャン・コクトーが「絢爛たる広場」と称したグラン・プラスがあり、世界遺産にも登録されています。

そのグラン・プラスの北東には、150メートルにも及ぶショッピングアーケード=ギャラリー・サンチュベールがあり、名物のチョコレートやダイヤモンドを初めとする高級店舗が、アール・ヌーヴォー様式のガラス屋根の下に整然と並んでいます!
     
 世界中から観光客が訪れる
グラン・プラス
ヨーロッパの最高級品を扱う
アーケード街
寺山ワールドを彷彿とさせる
NOVAの看板
その美しいショッピングアーケードを抜けたすぐ近くには、突然異空間~~取り澄ました世界に挑んでいるかのような劇場がありました!CINEMA NOVAです:-))))))))))

全てが経済優先の今の日本ではとても考えられないNOVAの存在~~映画好き、音楽好きの人たちによる、斬新で刺激的なアート作品の発信基地!
       ここは多くのボランティアによって支えられているのです!


     
天井が吃驚するほど高い大劇場
こちらは映写機などが設置された中二階
 NOVA新聞に
私の作品に関する記事
 NOVAの
デレクターのローランさんと私 

地下には60年代の新宿を思い起こさせるカウンター・バーがあり、その前に広がるスペースでは週末などにライブが開催されており、そして地上1階には上の写真の大劇場~~古い倉庫を思わせる高さのある空間で、煉瓦や剥がれかかった壁が剥き出しになっていて、その荒々しさが何故か温かさを感じさせてくれました!

ここでは時々日本の映画や演劇なども公開されており、ディレクターのローラン テンザー(Laurent Tenzer)は、個人的には増村保造作品が好きだと言っていました。また別のスタッフは、若松孝二作品は何時も客が入ると話してましたからここでも時々上映されていたのでしょう。
そして
寺山修司作品を中心とした≪CAMERA_JAPAN_FESTIVAL_≫~~それは2008年の10月23日から12月1日までの大プロジェクトだったそうです!

さて私の≪FOCUS Katsu Kanai~~以前にも触れましたようにスイスのローザンヌでの映画祭が切っ掛けとなって急遽実現したこともあり、10月12日(土)の午後8時からの1回~~トークを挟みながら『無人列島』good-byeそして『前衛仙術』の3作品の上映となりました!

     
中央の女性が
通訳のサラさん 
若い人たちを中心に
埋まり始めた観客席 
 ローランさんの司会で
上映会が始まる

通訳は、5ヶ国語が話せるというサラさん~~彼女はパフォーマンス集団=ゼロ次元の存在を知っていて、自由劇場の串田和美などの役者に、ゼロ次元のパフォーマーをぶつけたことが凄く、今でも新鮮~~弁証法のアウフヘーベン(止揚)的な効果を上げていると、『無人列島』を高く評価してくれました!

また想定以上の収穫は、
『good-bye』~~40数年前の極東が舞台なので、遠く離れたここベルギーでの上映はちょっと心配でしたが、最初から客席のあちこちから笑いが起こりました!
特にラーメン屋のオヤジを演じた佐藤重臣
(大学の先輩で「映画評論」編集長)や飴売りが受けていたようでしたが、最後まで真剣に見ていてくれて、大きな拍手を頂きました:-))))))))))


そして『前衛仙術』~~この作品は第53回オーバーハウゼン映画祭の回顧展でも凄い人気でしたので自信がありました~~が、観客が急に少なくなってしまったので、不思議に思いローランさんに「何故....!?」と訊いたところ、「もう、時計の針が1時を回ったからでしょう」ということで納得~~。

またそれに加えて、地下のスペースでは11時半から始まっていた
Junzo Suzukiのライブが佳境に入ったからかも知れません~~そのSuzukiさんですが、『無人列島』は日本で見ていたそうです!

http://www.nova-cinema.org/spip.php?rubrique1868&lang=nl

ローランさん、そしてこの素晴らしい空間を支え続けているボランティアのみなさん、本当に有難うございました。今後も日本の前衛的作品をどうぞ宜しくお願い致します!

尚、CINEMA NOVA
では、大島渚監督の
『愛のコリーダ』を12月に予定しているそうです!
  次回は
   ≪LAUSANNE UNDER GROUND & MUSIC FESTIVAL≫ですので
     ご訪問のほど何卒宜しくお願い致します!



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No.25 2013.10.02 武州高幡不動からいよいよヨーロッパへ:-))))))))))

高幡不動に居を構えてそろそろ半世紀になります。
時代の流れの中で周りの家屋は全て二階建て以上になり、平屋を固守するのは我が家だけ~~そこで冬季の洗濯物のために物干し台を造りました!

これまでに私の映画の幾つかにも登場し、またこのHPの「あばら家物語」の舞台でもあった我が家ですが、右の写真の角度からの映像は初めてで、「物干し台と水路のある風景」です。

さて今年もいろいろなことがありましたが、私の正念場はこの10月のヨーロッパです!

前にもちょっと触れましたが、スイスの≪ローザンヌ アンダーグラウンド フィルム&ミュージック フェスティバル≫で、回顧展:≪Katsu Kanai: The Emperor of Surrealism≫があり、全作品が上映されることになっています:-))))))))))


これまで何故かスイスとは縁があり、処女作;『無人列島』がローザンヌの隣の都市;ニヨンの≪国際映画祭≫で40年余り前に大賞を受賞しております。
また、その『無人列島』や『王国』を高く評価し、カンヌ映画祭を含めてヨーロッパの様々な都市で上映してくれたマックス・テシエも、(あのゴダール同様に)フランスに拠点を置いて活動してきましたが、スイス人です。

ローザンヌ映画祭の映画部門の責任者であるジュリアン・ボディヴィにはまだお会いしたことはありませんが、先月南フランスからインタビューに来宅したフローラン夫妻も、ジュリアンから影響を受けての来日でした。

そして、ベルギーの首都=ブリュッセルにあるNOVAという劇場の支配人=ローラン・テンザーもジュリアンからの紹介~~そしてこの≪NOVAでのイベント≫が実現しました!
『無人列島』、『Good-bye』そして『前衛仙術』の三本立てで、その上映の後に徹夜でのディスカションが予定されております:ー))))))))))

それらのご報告は、後日改めて掲載させて頂きますので、ご期待下さい!

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No.24 2013.08.29 はるばると南フランスから来客が:-))))))))))

今年はいろんな形で思いもよらぬことが身の回りに起こっており、そのひとつが≪高幡不動でのインタビュー≫です!
まず最初は東京藝大の筒井教授一行による「松本俊夫監督&鈴木達夫撮影監督ついて」のインタビュー。次はある大手企業のサラリーマンからのもので「1970年代のベストセラー:"二十歳の原点"と高野悦子について」で、それらに関してはこの頁の≪3月17日号≫と≪6月26日号≫に掲載していますので、宜しく!

その両者はいってみれば≪他人について≫のインタビューでしたが、今度は≪ぼく=金井勝について≫の、それも外国人によるインタビューです:-))))))))))(笑)

先日スイスの≪ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルムフェスティバル≫の映像部門の責任者=ジュリアンさんからメールを頂きましたが、そこには「アンダーグラウンド映画に関心を持つ若いフランス人が日本で貴兄にインタビューしたいそうですが、アドレスを教えても宜しいでしょうか?」~~まぁ、そんな内容だったと思います。
そして先週の土曜日に高幡不動の改札口に現れたのが3人のフランス人と、フランスに留学中に彼らと知り合い、今度の通訳を買って出てくれた筒井杏子さんでした。
※ こちらの筒井さんは先の藝大の筒井教授とは無関係です。

南フランスから来日したフローランさん夫妻は、独立プロやアンダーグラウンド映画についてのメールマガジンを持っており、それがこちら→ 
1kult.com
またそれらの作品のDVDを販売をしているのだそうで、ぼくのDVD-set:"The World of Kanai Katsu"を仕入れて帰りたいとのことでしたが、そのwebshopがこちら→ 
heendstore.comです。

さて、拙宅に到着するや否やいきなりフローランさんにカメラを構えられ、外を歩いてきた汗が引かぬうちからのシュート~~最初はちょっと面食らいましたが、ぼくの経歴や映画に対する考え方などを中心に、杏子さんが訳したのでしょうおよそ20項目の質問がタブレットに箇条書きにされていたので、まぁ何とか上手くいったと思います!

また杏子さんの夫君ですが、彼がフランスで映画の学校に行っていた関係もあり、彼の撮影現場などの知識もこのインタビューに反映されて、助かりました!

フローランさん夫妻はこの後、韓国で映画製作に携わっている友人に会いにゆくのだそうですが、この秋の≪ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルムフェスティバル≫では“金井勝特集”があり、そこでぼくとの再会があるかも知れないとも言っていました。

そのローザンヌの映画祭と関連した形で、ベルギーのブリュッセルにある有名な劇場=≪NOVA≫でもぼくの作品の上映&トークショウなどが予定されています~~が、それらは改めて後日ご報告させて頂きますので、ご期待下さい:-))))))))))


   
 南フランスから来日したフローラン(Florent)さん夫妻
ぼくの右が杏子さんの夫君
 通訳をして頂いた筒井杏子さん


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No.23 2013.07.19 人形師の山本由也君とフラメンコの飯田光代さん:-))))))))))

自分の作品の制作や上映でお世話になった人たちが、思わぬ舞台で活躍してることを知ると、私はとても嬉しくなってしまいます:-))))))))))

そこで今月号は、歌・句・詩シネマ=『時が乱吹く』に出演して貰った人形劇:≪かわせみ座≫の代表・山本由也君と、長い間上映などでお世話になっている≪優れたドキュメンタリー映画を観る会≫の代表・飯田光代さん~~そのもうひとつの“貌”を取り上げます。

先ず山本由也君ですが、彼は拙宅のすぐ近くで制作していた画家のひとり息子だったこともあり、小学生の時からよく知ってました。彼は高校を卒業すると人形劇団:「竹田人形座」に入り、そこで日本の伝統的な糸操り人形の操演と人形製作を学んでいました。

丁度その頃、私が専任講師をしていた
IF映像研究所の卒業生で、後に映画監督となる望月六郎君
が拙宅に居候をしており、その影響もあったのでしょう山本君もIF映像研究所に通い、素晴らしいその“独創力”を発揮した卒業制作を発表しています!

1982年に「かわせみ座」を創立した彼は、全ての人形のデザイン、設計、製作をひとりで手掛け、ユニークな人形たちを次々と生み出しました。
またそれらの人形たちの自然な動きを可能にするために絶えず工夫を凝らし、それらの独創性が国内外で高い評価を得て、1996年にはハンガリーのBEKESCSABA国際人形劇フェスティバルで最優秀賞を獲得しています!

そして今回、≪かわせみ座≫の舞台から抜け出した
彼の人形たちは、何とあの伊勢丹の、あの伊勢丹チェーン全店用のポスターの中に堂々と登場していたのです:-))))))))))

尚、20日まで飯田橋にあるパッペットハウスで「パペット展」が開催されており、色々なジャンルの作家たちが、動かす人形をテーマに出展~~山本君も出来たばかりの人形を展示してますので、どうぞ宜しく!
http://www.puppet-house.co.jp/exhibition/art_of_puppets_2013.html

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一方の飯田光代さんは、毎年ゴールデンウィークに下高井戸シネマで開催されている≪素晴らしいドキュメンタリー映画を観る会≫の代表です。

最初に彼女にお会いしたのは、2004年6月のneoneo坐で私の作品の上映会の時でした。
その時の上映作品=『聖なる劇場』&『前衛仙術』を気に入って頂いて、10月に経堂で上映して貰い、以後下高井戸シネマでの上映など、妻・智女を含めて親しくお付き合いさせて頂いております。

その飯田さん自身の“表現”は、何とフラメンコ~~所属する≪
LUNARES吉田久美子フラメンコクラス≫の発表会が七夕の日にありました。


彼女の今年の出演は、複数で踊る曲が
2曲と、ソロが1曲~~そのソロで踊ったのが「ファンタンゴ・デ・ウェルバ」で、“心のゆりかご”と呼ばれるフラメンコの名曲で、歌は“前奏”と舞台の両サイドに並んだ娘たちの“合唱”からなっており、その前奏”では、「彼女はなんて優しいんだろう、愛しい彼女はシナモン色に日焼けした ジプシーの女~~」から始まりますが、勿論全てスペイン語で歌われています。

フラメンコに賭ける飯田さんの情熱は、あの上映活動同様に本物、本場の踊りを学ぶために何度もアンダルシア(スペイン)を訪れており、踊る時の迫力は何時もの穏やかな彼女とは別人のような迫力~~コサージュのデザイナー:智女が作らせて頂いた髪飾りも、遠目からは感じよく、飯田さんとフレンドリーに踊っています:-))))))))))

そして全員の“合唱”~~「私の あなたへの思いは あなたも 誰も知らない、、、あなたは 私の心の鍵なのに。
ファンタンゴは 私の喜び、私の一番愛する歌、アロスのファンタンゴを 夜明けに歌えば この苦しみも癒される。」


パンフレットにある飯田さんのコメントには、「心の詩、ファンタンゴを仲間が歌い、私が踊る。なんて贅沢な、なんて幸せなこと!先生と皆に感謝です。」とありましたが、彼女の素晴らしいダンスと滲み出たその人柄に、客席のあちこちから「オーレ!」と声が掛かります:-))))))))))

飯田光代さんは、≪素晴らしいドキュメンタリー映画を観る会≫ではある意味で、“間接的な表現者”ですが、ここでは自らの全身を使っての“直接的な表現者”
~~力強く、大きく踊ります:-))))))))))

   
伊勢丹チェーン全店用のポスター
全ての人形は山本君の作品たち
飯田さんの所属する≪LUNARES≫
そ の発表会のポスター


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No.23 2013.06.26 一個の檸檬と、懐かしき京都上映&高野悦子-))))))))))

あと数日で今年も半分が過ぎようとしておりますが、ぼくにとってこの上半期は≪予想外≫のことも含めて色々とありました!

下の写真は小さな檸檬の実と、1870年代のベスト・セラー「二十歳の原点」~~、どうにもバランスが悪い並びですが、これが今月の≪トピックス≫です。

   
 我が家の庭で初めて実を結んだたった一個の檸檬 長い間ベストセラーを続けていた「二十歳の原点」

先ず左の写真の檸檬は、かれこれ二十年ほど前に府中にある大国魂神社の植木市で苗木を購入しましたが、ぼくの住む高幡不動の冬は都心と比べると5度ほど低い上に、冬場は日当たりが悪い庭なので実を結ぶことはないかも知れないと諦めかけていました.....。
しかし、二年ほど前からちらほら花を付けるようになったので色々と調べ直したところ、ある園芸の本に、「配合飼料を2月と9月に与えると良い」とあり、昨年初めて9月にも肥料を与えたのが功を奏したのかも知れません!
ともあれ、初めて成ったたった一個の檸檬~~植物はなかなか難しいですが一度コツを掴めばもう大丈夫、来年はきっと沢山成らせてみせます!

高野悦子の「二十歳の原点」の方は、数ヶ月前にある大手企業サラリーマンのNK氏から突然メールがあり、個人的なことで取材をさせて欲しいということでした。

彼は60年代の京都にとても興味を持っておられるそうで、当然「二十歳の原点」という日記を残して自殺した高野悦子にも関心があり色々と調査しているのだそうですが、その日記の中にぼくの処女作・『無人列島』の京都上映のことが記載されており、当時のことを是非知りたいということでした。

わざわざ高幡不動まできて頂いてのインタビュー~~話し下手のぼくの話を上手く纏めて彼のHP:
≪高野悦子 「二十歳の原点」案内≫に掲載されておりますので、興味のある方は是非そちらのページをご訪問下さい!



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No.23 2013.05.29 文藝別冊で≪大島渚≫が出版されました-))))))))))

5月12日には、先月号でお伝えしましたように川崎市民ミュージアムで大島監督作品・『愛のコリーダ』のチーフ助監督を務めた崔洋一監督とのトークショーがありました。(=詳細は4月24日号)

崔監督とは会場で会い、先ずトークの前に『愛のコリーダ』を野田真吉・演出、金井勝・撮影で取材したTV番組=「裸の時代 ポルノ映画・愛のコリーダ」を見ることにしました。
25分のTV番組でしたので心配してましたが、かなり広い会場がほぼ満員~~画面にちょっとだけ登場した若き日の自分に崔監督も結構喜んでいたみたいでした。(笑)

そしていよいよ≪トークショー≫~~相手は現・監督協会理事長であり、大島渚監督の葬儀委員長を務めた実力者です!

彼の巧みなリードで『愛のコリーダ』の撮影現場の話、大島さんの体調のこと、何故大映京都スタジオを選んだのか、主演二人の緊張感からエロスへの変貌について、そしてちょい役で本編=『愛のコリーダ』に出演した野田さんの話から、神奈川ニュース映画協会の話などにも広がってかなり盛り上がりました!

そして、≪文藝別冊 「大島渚 〈日本〉を問いつづけた世界的巨匠≫が、河出書房新社から出版されました!

内外のおよそ50名が、それぞれに大島論を熱く語り、監督との関係などを綴っておりますが、その中に拙文:
「大島渚監督が与えてくれたもの」を加えて頂き、光栄に思っております。
世界的巨匠・大島渚を様々な角度から追究した充実した内容~~ご高覧のほど宜しくお願い致します!

大島さんは極東問題に逸早く反応した映画監督であり、著作やTV討論会でもその熱い視線を極東アジアに注ぎ続けてきました。昨今のきな臭くなりつつあるアジア情勢に、彼の発言を熱望していたのはぼくだけではないと思いますが、誠に残念です!  合掌


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No.22 2013.04.24 川崎市民ミュージアムで≪大島渚のドキュメンタリー≫:-))))))))))

今年は正月早々からニューヨーク近代美術館(MoMA)で『無人列島』が上映されたのを皮切りに、何故か毎月のように≪表現に関わる作業≫に参加させて頂いております。

3月には河出書房新社からメールを頂き、「文藝別冊」の≪大島渚監督の追悼特集≫に拙文を書かせて頂くことになりました。それが店頭に並ぶのは5月の末頃になると思いますが、ご拝読頂ければ幸甚です。


さて、ご存知の方もおられるかも知れませんが、ぼくは1960年に大映東京撮影所の撮影課に入りまして、撮影監督を目指して修業を開始いたしました。そこで知り合った4歳年上の白井更生(彼はアラン・レネの『24時間情事』のチーフ助監督)
と、大映を退社して独立プロを結成~~『ヒロシマ1966』という映画で撮影監督となり、以後フリーのカメラマンとして様々な映像作品に携わってきました。

そして1968年に同志と≪かない勝丸プロダクション≫を結成し、監督として翌年から隔年で『無人列島』、『Good-bye』、『王国』の≪微笑う銀河系三部作≫を完成させますが、ぼくの座右の銘は、当時大島渚監督が仰っしゃていた「全く新しい内容のものを、全く新しい方法論を用いて作らなければ映画として認めない。自己模倣も許さない」です!

さてその自主制作の制作費の捻出ですが、CMやPR映画、教育映画からピンク映画まで、勿論その中にはTVドキュメンタリーの仕事もありましたが、全てカメラマンとして関わってきました。それらの仕事で演出の注文もありましたが、演出をしてしまうと自主作品の脚本が書けなくなるような気がして、’70年代の半ば過ぎまではカメラマンに徹しました。


そんなある日、1~2本コンビを組ませて頂いたことのある記録映画の重鎮=野田さんから連絡を頂いて、野田真吉=演出、金井勝=撮影で京都大映撮影所でクランク・インした大島監督の『愛のコリーダ』の撮影現場を取材したのが、≪生きている人間旅行≫の『裸の時代 ポルノ映画・愛のコリーダ』(1976年放送)でした。

この度川崎市民ミュージアムで、5月の12日(日)、18日(土)、25日(土)、26日(日)の4日間開催される≪追悼特集 大島渚のドキュメンタリー≫~~その初日=12日の12時から下にあるスケジュールで『愛のコリーダ』、『裸の時代~~』の上映の後、『愛のコリーダ』でチーフ助監督を務めた崔洋一監督(現・日本監督協会理事長)とぼくとの≪トークショー≫が組まれております。ご来場のほど、何卒宜しくお願い致します。


   
≪追悼特集 大島渚のドキュメンタリー≫  5月12日のスケジュール

※ 川崎市民ミュージアム=川崎市中原区等々力1-2  tel 044-522-6492



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No.21 2013.03.17 藝大の筒井教授一行がインタビューに来宅:-))))))))))

数年前に筒井さんから、「松本俊夫監督と撮影監督の鈴木達夫さんについてのインタビュー」を依頼されていましたが、それがやっと実現したという訳です。

彼の話によると、「鈴木さんのお弟子さんたちから師匠の記録を残したい」と相談されたのが始まりで、その件で鈴木さんとコンビを組んでいた松本監督に相談に行ったところ、松本さんの話に惹かれて≪鈴木達夫編≫と≪松本俊夫編≫の二本立てで取材を開始したそうで、既に20人近くの方々にインタビューをしてきたということです!

この記録作品のスタッフは下記の人たちで、三月三日の雛祭りの日に、その中の四人が来宅しました。
プロデューサー:武井登美/ 監督:筒井武文/ 撮影:瀬川龍小野寺真、鈴木達夫/ 照明:市川元一/ 録音:山崎茂樹/助監督:加地耕三/ 助監督:加地耕三/ 編集:山崎梓
     

プロデューサーの武井さんとは、ぼくが『無人列島』を撮った頃に松本監督の事務所でお会いしたのが最初で、その後は殆んどお目にかかることもなかったのですが、陰で大変にお世話になっていました!
ぼくが契約者として働いていた≪神奈川ニュース映画協会≫にも、現像所の≪営業≫がやってきてましたが、彼は武井さんから≪かない勝丸プロ≫の活動を聴いたといって、いろいろと便宜をはかって貰い大変に助かりました:-!!!!!!!!!!!

筒井さんは、ぼくが非常勤で行っていた東京造形大学の出身で、諏訪敦彦や犬童一心と同級生~~それが造形大の最初の黄金時代で、彼も国立大学の教授となり、2011年には監督として『孤独な惑星』を発表しています。

さて、ぼくのインタビューですが、≪鈴木達夫篇≫では、黒木和雄監督作品の『とべない沈黙』(1966)の手持ちカメラを見て仰天~~その柔軟な肉体が放つ映像に萎縮し、こちらの目標をカメラマンから監督に変えたという話を中心にしました。(笑)

≪松本俊夫篇≫では、他の人の話と重ならないように、例えば『ドグラ・マグラ』(1988)における松本さんと大和屋竺さんとの出会や、松本さんの著作とぼくの作品に対する批評などについて話しました。

特にこの≪松本俊夫篇≫は、第一部「記録映画篇」第二部「拡張映画篇」、第三部「劇映画篇」第四部「実験映画篇」第五部「映画運動篇」といった構成で、10時間を越える超大作になるそうです!
そして全体としての目的は、50年~100年後の≪映像資料≫だそうです!

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No.20 2013.02.20 MoMAに続き、2月はジョナス・メカスのアーカイブスで:-))))))))))

昨年の暮れからニューヨーク近代美術館(Moma)において[Art Theater Guild and Japanese Underground Cinema, 1960–1986] (アートシアター・ギルド&日本アンダーグラウンド シネマ1960-1980)が開催され、1月に入ってから2度ほど拙作:『無人列島』(1969)が上映されたました。~~が、それについては先月号で紹介させて頂いております。
(ちなみに、左下の横尾忠則氏の絵は、大島渚監督作品『新宿泥棒日記』のポスターです。)

MoMAの上映に引き続く形で、 [RITUALS IN THE AVANT-GARDE: FILM EXPERIMENTS IN 1960-70s JAPAN](前衛儀式 1960-70年代の日本におけるフィルムの実験が2月の20日~26日までジョナス・メカスのアンソロジー フィルム アーカイブスで開催され、22日にはぼくの 『Good-bye』(1971)が上映されます。
※ 右の写真が ≪Anthology Film Archives≫の建物です。

自主制作で戒厳令下の韓国へロケを敢行した 『Good-bye』~~封切り上映は伝説の劇場=≪蠍座≫で、沢山の人々にご覧頂きました。
更に主要都市を自主上映で回った後、レンタルで学園祭などで上映して頂きましたが、海外では圧倒的に前作の『無人列島』の方が人気がありました。

しかし、欧米の映画祭などでの回顧展や、大学などで開催される学会&イベントなどに呼ばれてゆくと、近年は観客の多くがアジアへの関心が高くなっており、両作品ともに好評でこちらも張り合いがあります!
そういった訳で、是非ともニューヨークへ行ってみかったのですが、いろいろと事情があって今回は残念ながら行けませんでした。

   
 Art Theater Guild and
Japanese Underground Cinema, 1960-1980
  
 RITUALS IN THE AVANT-GARDE: FILM EXPERIMENTS IN 1960-70s JAPAN

さて、アンソロジー フィルム アーカイヴスのプログラムは上映順に、
大和屋竺監督『荒野のダッチワイフ』、土本典昭監督『パルチザン前史』、土本典昭監督『水俣・患者さんとその世界』、金井勝監督 『Good-bye』、小川紳介監督『三里塚 辺田部落』、加藤好弘監督(=ゼロ次元)『因幡の白兎』、足立正生監督『噴出祈願 15歳の売春婦』、他に前衛舞踏などの作品が3作品あります。

この中で、昭和3年生まれの土本さんは別でしたが、
他は、小川さんが昭和10年生まれ、加藤さんと金井が昭和11年生まれ、大和屋さんが昭和12年生まれ、足立さんが昭和15年生まれでほぼ同世代でした!

ぼくとしては、とても面白い組み合わせだと思って喜んでおります!

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No.19 2013.01.22 一後期高齢者のそれなりの日常:-))))))))))

新年早々からお恥ずかしい話ですが、、、、、後期高齢者となって3年目を迎えるぼくの日課は、先ずイタリアン・トマトで朝食を取ったあと、「NHK ニュースで英会話」のテキストを使って、英語と日本語(特に新聞用語)の勉強から1日を始めています。(笑)

昨年の3月に35年間続けていたIF映像研究所の≪専任講師≫を退任し、以後はほぼ完全なフリーとなりましたので、外国からのメールなどにすぐの対応できるように~~というのは建前で、実際にはボケ防止の為だと思って頂いて結構ですが~~ともあれ自分でも吃驚するほど楽しく続けています。(笑)

そのテキストでは、一回のニュースが大体8~14位のセンテンスからなっおり、毎朝それらをできるだけ新聞用語を使って翻訳しています:-))))))))))

取り扱われているそのニュース素材は、花火大会のようなものもありますが、領土問題、企業間での裁判、原発問題やオスプレイの問題などがあり、特に法律的な用語は英語は勿論のこと日本語も苦手でしたので、この際一緒に学んでゆこうと思っています:-!!!!!!!!!!

さて、ぼくの持病は(軽い)糖尿病ですので週に1~2度はジムに通って逞しい筋肉を造っています。
また酒は勿論のこと食べ物にも気を使わなくてはなりませんので、趣味の競馬は止められません~~儲けよりも負けない競馬でストレスを溜めないようにしており、昨秋より快調です:-))))))))))

そして、老人の趣味といえば定番の≪庭いじり≫~~12月10日号でもお伝え致しましたが、庭の池を荒らした狸が、魚の味を占めその後もやってきている気配があるので、池の周りを矢来で囲みました:-!!!!!!!!!!
当初は趣を損ねるだろうと思っていましたが、そこに木蔦
(アイビー)を絡めたところなかなかな風情を醸し出し、ちょって嬉しく思っております:-))))))))))


   
 四半世紀の歴史を刻むせせらぎと池  狸からの防御が新しい景色を創造する!

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