金井勝 プロフィール

大映東京撮影所の撮影課で高橋道夫と小林節夫に師事する。
大映を退社後フリーランスのカメラマンとなり、白井更生監督の『ヒロシマ1966』の撮影を担当。フリーの職場で知合った仲間と、1968年に自主制作・自主上映の≪かないプロを結成、後に≪かない勝丸プロダクション≫と改名する
≪かない勝丸プロダクションの作品≫
『無人列島』1969 (’70スイス・ニヨン国際映画祭 グランプリ受賞)
GOODBYE1971
『王国』1973
『夢走る』1987 (’88メルボルン映画祭 最優秀短編劇映画賞受賞)
『時が乱吹く』1991
『聖なる劇場』1998
『 前衛仙術』2003
   (’0450回オーバーハウゼン国際短編映画祭で国際批評家連盟賞受賞)

≪主な業績≫
1970:
   処女作・『無人列島』が、ニヨン国際映画祭でグランプリ受賞
1973:
   アテネフランセ文化センターで「映画技術・美学講座」が開講し、寺山修司と共に専任講師となる
1974:
   
マックス・テシエによる、カンヌ映画祭での『王国』の上映
1977:
  
東京造形大学の非常勤講師となる
   イメージフォーラム映像研究所の専任講師となる
1981:
   
単行本・『微笑う銀河系』をれんが書房新社より上梓
1984:
   エジンバラ映画祭での<日本映画25年>で『無人列島』上映
1987:
   ロンドン映画祭で『夢走る』上映

   『夢走る』がオーストラリア、ニュージーランドを巡回上映
1988
   『夢走る』がメルボルン映画祭で最優秀短編劇映画賞受賞
1990:
   北海道立近代美術館で「金井勝の世界」


1991
   
  
『夢走る』が、ヨーロッパ・アメリカ・カナダを巡回上映

1993:
  
山形国際ドキュメンタリー映画祭・アジア部門の審査員を務める
1994:
   
横浜美術館に『無人列島』が収蔵、
その特集<戦後日本の前衛美術>で『無人列島』上映
   オーバーハウゼン国際短編映画祭・40周年の<日本映画特集>で『無人列島』上映
1999:
   
ロンドン国立劇場で衣笠貞之助の『狂った一頁』と『無人列島』が同時上映
2000:
   <
微笑う銀河系>の三部作=『無人列島』・『GOOD-BYE』・『王国』が国立近代美術館フイルムセンターに収蔵
2002:
   国立近代美術館フィルムセンターの<日本映画の発見Ⅶ>で『王国』上映

   国民文化祭・山形発ドキュメンタリーワークショップの講師を務める
2004:
   
第50回オーバーハウゼン国際短編映画祭で 『前衛仙術』が国際批評家連盟賞受賞
2007:
   オーバーハウゼン国際短編映画祭で≪金井勝の回顧展≫
   ケルン日本文化センターで≪金井勝の回顧展&トークショー≫
2009:
  イエール大学主催の<East Asia in Motion>にメイン ゲストとして参加、『無人列島』、『GOOD-BYE』の≪上映&パネルディスカッション≫

  DVDBOX 《金井勝の世界》を発売
2011:
  
文化庁主催の<1960年代の独立プロと実験映画特集>で、
  東ロンドンにて『無人列島』『GOOD-BYE』『時が乱吹く』の≪上映
&ディスカッション≫
   ロンドン大学では『王国』の≪上映&講演≫
  共著・金子遊編 『フイルムメーカーズ 個人映画のつくり方』(アーツアンドクラフツ)
2013:
  
ニューヨーク近代美術館(MOMA
でのATG&日本のアンダーグラウンド1960-1986≫の特集で『無人列島』上映
  ブリュッセルの<NOVA>主催の『金井勝特集』で、『無人列島』、『Good-bye』、『 前衛仙術』の≪上映&講演
  スイスの<ローザンヌ・アンダーグラウンドフェスティバル>で<金井勝特集>~~≪全作品の上映&ディスカッション≫ 
2015:
   ボルドーの<第2回シュールレアリスム週間>で<金井勝特集>、
『無人列島』、『GOOD-BYE』、『王国』、『時が乱吹く』の≪上映&ディスカッション≫
   国立国際美術館・第10回中之島映像劇場で<金井勝の世界>、撮影作品『ヒロシマ1966』と、『無人列島』、『Good-bye』、『王国』の≪上映&トークショー≫
2017:
  
:韓国<アジア文化センター>で金井勝全作品のニュープリントが収蔵
  ソウル実験フイルム&ヴィデオフェスティバルで『GOOD=BYE』の≪上映&トークショー≫
    
  フランスで出版された『愛蔵版:日本映画の黄金時1935-1975』で、101人の映画人のひとりに選ばれる
2018:
  
東京ドイツ文化センターでの<1968-転換のとき>のイベントで、『時が乱吹く』の≪上映&トーク&映像パフォーマンス≫



 ●  作品紹介のページへ

 ●  戻る