勝丸の〈現象=PHENOMENON〉写真館

昨年までは、
このHP・〈映像万華〉の使用リミットは20メガバイトでしたが、
暮れに、プロバイダーのシステムが変わって
何と、150メガバイトまでが〈OK〉となりました―― !
バイト数の関係で、写真掲載には苦労してきましたが
これで大丈夫〜〜 身の周りに起こる様々な〈現象〉を
小まめに撮って掲載致しますので、ご贔屓のほど宜しく―― !

                     (2006. Mar.)
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第11回展示会
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「淺川に広がる西洋芥子菜の群落」 
   2008.5.9 
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撮影:2008年4月
 場所:淺川(多摩川の支流)
 身近に川があるととても贅沢な気分になる。
或いはそれは
ぼくが相模川の畔で生まれ育ったために
特にそう思うのかも知れないのだが・・・・・。

ともあれ
そんな大切な川だから
年に数度ある〈川の清掃日〉には
出来るだけ参加するようにしている。
4月に行なわれたその〈清掃日〉。
空き缶、空き瓶、ビニール袋などを拾い集め
参加者の衣服は
みな泥だらけになっていたが
その顔はどれも
爽やかに輝いていた。

そんな時
ひとりの初老が
「この花、何の花だか判りますか?」と
人懐こい笑顔で話しかけてきた。

「菜の花でしょう?」と答えると
「ちょっと柔らかそうな茎を噛んでみては〜〜」と
彼は言う。
そこで
汚れた手をジャンパーで擦ってから
茎を摘んで噛んでみる。

覚えのある辛苦さが口内に広がった。
その遠い昔
母が夕餉のおかずによく作ってくれた
あの〈お浸し〉の味が甦ってきたのだ・・・・・。

ふと我に返ると
ぼくの顔を覗き込むようにしていた彼が
「芥子菜(からしな)ですよ!」
と言った。
芥子菜を辞書で調べると、
「アブラナ科の一年または二年草。原産地は
おそらく中央アジア。葉采として古く渡来。春、
黄色小形の十字花をつける。葉は辛味があ
って塩漬けにする。種子は粉末としたものが
芥子(からし)。」とあった。更にそこには「近似
の別種にセイヨウカラシがあり、マスタードを製する」
と続いていて、どうもこの群落はその西洋芥子
菜のようで、もともと食料として入ったものが野
生化したというのが正解のようです。

それにしても
河原一面が西洋芥子菜畑〜〜:-))))))))))
今年はもう硬くて駄目だが来春には
その若芽を摘んで食してみようかと思っている。



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第10回展示会
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「天晴れ ミニ・トマト君 :-))))))) 
   2007.10.31 
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撮影:2007年10月
 場所:モノレール高幡不動駅
 我がビデオ作品
『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』で
お世話になったモノレール
.
その高幡不動駅北口に
何とミニ・トマトが芽を出して
すくすくと成長していたではないか :-))))))))))


そもそもその《オリジン》は
買い物籠から転げ落ちた《果実》からか :-???
はたまた野鳥の《糞》が《運》に繋がったのか :-???
ともあれ
日常の中の非日常
ミステリアスな現象である :-))))))))))
縁石と敷石の僅かな隙間に根を張って
茎を大きく伸ばしたその逞しさは、お見事也 :-!!!!!!!!!!!!
人びとの思いやりに支えられながらも
更に花を咲かせ実をつけたは、天晴れ也 :-))))))))))
かつて
コンクリートの割れ目から顔を出し
花まで咲かせた大根を見たことがあったが
.
このミニ・トマトに至っては
まるでシュール・リアリズムだ :-!!!!!!!!!!

それにしても
この生命力を目の当りにすると
これまでの植物に対する
常識は
これから
大きく覆されてゆくのかも知れない:-)))))))))).



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第9回展示会
 

「あのカルガモ一家が再度登場〜 !!」 

   2007.5.25   

撮影:2007年5月
 場所:近くの水路

bP 「第6回展示会」で出演してくれた
カルガモですが
あの時は雛が大きくなり過ぎていたので
再度チャレンジ〜〜 !







bQ 孵ったばかりの八羽の雛たち
母鳥の後を追って
無邪気にこっちに迫ってくる〜!








bR 一昔前には考えられなかったこの現象〜〜
人を信用するようになった
このカルガモ一家は
何の恐れも感じずにぼくの目の前を横切って
別の水路へと進んで行く


それにしても
水面に親子の情愛を豊かに表現して
進むその後姿が

何故か心に染みるのだ―― !



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第8回展示会
 

「仰天!アケビが50個〜 !!」 
(正式にはミツバアケビ)
   2006.10.4   

撮影:2006年10月
 場所:自宅の庭
bP 「第2回展示会」でも触れたが
我が家のアケビ棚に〈異変〉が―― !

正に
この〈PHENOMENON〉の頁ために
あるかのようなその光景を

(とく)と、ご覧あれ!


bQ  これまでの最高は、
『前衛仙術』(03)の年の13個

昨年などはちっぽけな奴がたった1個
棚の隅にお義理のような形で生っていただけだった

bR 〜〜が、今年は、
この〈ミツバアケビ〉の棚の脇に
〈アケビ〉を植えたのが功を奏したのだろう
何と100個余りが実を結び
そのおよそ半分を摘出したのだが
50個でもなお壮観〜〜 !

来年は
この〈ミツバアケビ〉に〈アケビ〉の実も
加わる筈なので
乞う、ご期待である―― !



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第7回展示会
 

「現象三題」 
   2006.8.13 

撮影:2006年7〜8月
 場所:淺川・自宅・neoneo坐
bP 先日、これまでに見たことのないでっかい赤い月が
昇ったので見とれていると、
突然そこに火の花が重なった。
聖蹟桜ヶ丘の花火大会が始まったのだ。

卵の黄身のようなのがその月だが、
花火とのコラボレィションもよろしく
真夏の夜空をスクリーンに、見事な前衛アートを展開した!


bQ 昨年の5月から50年振りに始めた〈英語学習〉〜〜
やってみるとこれがなかなか面白く、
特にこの生涯学習ユーキャン「American English」と
出合ってからは、かなり嵌ってしまった。
(笑)
とはいっても、まだネーティブとは話したことはないので、
これから英会話の学校にでも通い、
来秋の山形映画祭では世界の映画作家と
語り合えたら〜〜 と、健気に思っている今日この頃である
(笑)
bR neoneo坐での〈祝・古稀 全作品記念上映会〉
ご来場下さった皆様方に、先ずは感謝!
さて、そこには思いもよらぬ人の姿もあって、
カリフォルニア大学の助教授・ジョナサン氏もそのひとり〜〜
彼は2日間通って全作品を観てくれた。
そこで「Jonathan  Kanai Katsu」で〈検索〉してみると、
アメリカでの幾つかの頁が出てきて、ともあれ感激―― !

  



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第6回展示会

「カルガモ一家登場!」
   2006.7.5

撮影:2006年7月
 場所:近くにある田圃
bP 家の直ぐ近くには果樹園や水田があり
気持ちが安らぐ緑の空間となっている
bQ その田圃で
毎年見られるのがカルガモの親子〜〜
(あぜ)に立って子ガモを見守る母鳥
bR 好奇心旺盛な子ガモたち〜〜
今年は少なく、雛は五羽 だけだった
(今回は失敗〜来年は雛がもっと可愛い時期に狙ってみます)



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第5回展示会

「淺川に、仙人現る!」
   2006.6.8

撮影:200]年6月
場所:淺川(多摩川の支流)
bP 6月1日は鮎の解禁日〜〜
淺川にも鮎が戻ってきたのだろうか、
鮎釣りの毛鉤(けばり)を流す釣り人を発見!
bQ 近づいてみると、
どうやら和服姿の老人のようだが・・・・・?
bR 川面を渡るそよ風に真白き顎鬚を靡かせ、
俗界とは一線を画すその風貌〜〜
これぞ幻の仙人か― ?!
そういえば、
中国の仙人・安期生も釣好きだったと聞く・・・!



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第4回展示会

続・「花壇の花が荒野を目指す!」

   2006.5.23


撮影:2006.5.22
場所:淺川(多摩川の支流)
bP 今日はこの河川敷によく来る雉を狙ったが
声はすれども姿は見えず〜〜
そこで前回に続いて野生に戻った〈花壇の花〉を探す
bQ キンケイソウ(キク科の多年草)
北アメリカが原産地のワイルドフラワーだそうなので
この環境への進出にも納得出来る! 
bR マーガレット(キク科の常緑多年草)の群落
原産地はカナリア諸島なので寒さに弱く
この河川敷での越冬は果たして如何に〜〜?



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第3回展示会

「花壇の花が荒野を目指す!」

2006.5.9


撮影:2006.5
    場所:淺川(多摩川の支流)
bP 淺川の岸辺に、お花畑や花壇の植物が―!
台風などの時に
水によって運ばれてきた種が出芽したのだと思われる
bQ 逞しく育った
芥子菜の群落
bR この環境下で良くぞ咲いた
アイルランド ポピー
(芥子の仲間)



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第2回展示会

「数千の中、ただ一輪の雌花麗し!」

   2006.4.26


撮影:2006.4
場所:自宅の庭
bP あの『前衛仙術』で名を馳せた
バイ・プレイヤーのアケビたち
bQ その〈ミツバアケビ〉の花(= 画面の左側)と
一昨年の春に植え
今年初めて咲いた〈アケビ〉の花
bR 数千の〈アケビ〉の花の中で
唯一の雌花〜〜 今年この雌花が実を結ぶのか?
そして来年からの雌花の数は如何に〜〜 !?



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第1回展示会

に凍りついた
   2006.3.11

撮影:2005.12
  場所:淺川(多摩川の支流
bP 年末に寒波が襲来〜〜
霊峰・富士もドライアイス状!
bQ 優雅に舞うダイサギの群れ bR そのダイサギに
カワウの群れが加わっての大乱舞


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