(本科)  IF/cinematheque 793 終了

     2001年3月17日(土)〜25日(日)
受賞者発表 ☆専科プログラム ☆その後の24期情報
    イメージフォーラム付属映像研究所
      第24期本科卒業制作展
今年もIF卒業制作展の季節が近づきました。
現在は専任講師が最後の指導を行う「完成講評」の真っ最中ですが、最後の
最後になって力強い作品が出始めてきました。
あの「黄金の23期」(昨年度)もラストスパートで突き抜けた作品が多か
ったので、今年も大いに期待出来そうです。
プログラムを見ると、どういう訳か夫々のトップバッターに秀作がかなりあ
りますので、どうかそれらをお見逃しのないようお早目にご来場下さい。
専任講師は、奥山順市、かわなかのぶひろ、鈴木志郎康、萩原朔美、西嶋憲生、村山匡一
郎、中島 崇、池田浩之そして私・金井 勝――卒展の最終日に講師による審査会があって、
最優秀作品には秋山祐徳太子制作のブリキの彫刻が、優秀作品(4作品)には、同氏制作
の版画が贈られます。
それは後日このページで紹介致しますのでまたのご訪問を――!
                    ※「24期卒展受賞者発表!」
ヒトリアソビ
プログラム      
  そのことのはじまり 井伊隆展  8mm   8分
  ABOUT BEFORE the Being  日野愛子  8mm   4分
  waiting time 佐々木康弘  8mm  10
  ひかりのそこ 信原稚佳子  ビデオ  15分
  ねじれの位置  中山博之  8mm  20分
  花咲くZ女たち 湊康之  8mm  13分
プログラム    
  残香吐息 吉村尚子  mm  15
  スルーグラス 青木ルミ  mm  10
  Happy 北川悟士  ビデオ  10分
  ゆきはな 堀江里佳  8mm  15分
  溜息ほどの一粒 都筑真理子  8mm   7分
プログラム      
  ここではない、どこかへ…・。 佐藤晶子  mm  10
  らぷ★ぷらねっと 嶋田貴宣  mm   
  雨の降る日 阿部桂子  mm   
  英雄 上原源太  mm  20
  ヒトリアソビ 清水好美  mm   
  ジンジャエール 田淵史子  ビデオ  40分
プログラム      
  UFOコマ 宮本沙織  mm   5分
  影草子 村上厳洋  mm   6分
  一枚めくってそこに 千葉美由紀  mm   7分
  RAM 神崎愛子  mm   5分
  宇宙人カプセル 小澤ともみち  ビデオ  45分
プログラム      
  海月の印象 松本健一  mm  10分
  スタック 宗形カ也  mm    5分
  欲室 豊田都江  mm  14分
  昭和ミレニアムベビー 吉田佳奈子  ビデオ  10分
  僕の内臓、君の海 島田剛  mm  18分
プログラム      
  イメージクラフト 佐藤いづみ  ビデオ   8分
  twinkle 田尾桂子  ビデオ  15分
  コロラド・コロラド 橋本正彦  8mm  15分
  ハピとルナ 木谷安憲  mm   8分
  ポールペンの女 林田尚子  mm   5分
  女と靴下 鮫島央樹  ビデオ  20分
プログラム      
  キンタマノシンイチンコ 秋山朋美
玉野真一 
 mm  10分
  a movie 金子未歩  mm   5分
  まな板の音 示野朋子  8mm  10分
  むつきの光 今村光博  8mm  10分
  キオクレ 矢部匡洋  8mm   5分
  病名 喘息 村瀬幸浩  ビデオ  13分
  すべては沈黙の色 小瀬村真美  ビデオ  15分
H プログラム      
  団地酒 大野聡司  ビデオ  35分
  真夜中の太陽 鈴木洋之  8mm   5分
  OPEN Roman 佐々木慶太  ビデオ  25分
  ザジのまばたき 村関奈津子  8mm   6分
  Light Dance 神谷理仁  ビデオ  10分
  海より深く 井上和也  ビデオ   3分
  にわかにランデブー 中村功  8mm  25分
プログラム      
  吠えろ豚野郎 岩崎徹  8mm  15分
  目玉焼きのかたち 松下美沙  8mm  10分
  エコノミックス 中村昌嗣  ビデオ  20分
  Video 野原誠  8mm  10分
  御里がしびれる 斉藤正  ビデオ  30分
J プログラム      
  まさかさ 奥津広美  8mm   15分
  めくるめく2030 片塩砂織  mm   3分
  処女航海 草野顕人  mm  10分
  ドツト at 口の横 藤聞陽子  ビデオ   3分
  side effect 見目智紀  mm  13分
  エレクトリック 楠俊之  mm   4分
  ジイマン 田村貴司  mm   7分
  TRANS 生田貢樹  16mm   15分
プログラム    
  FACE 小柳龍輔  mm  10分
  めくそ  井出有吾  mm   3分
  ブンノイチ 高橋竜太郎  mm  10分
  線と線 赤堀雅子  8mm   5分
  ナガレナガサレ 松本実保  ビデオ    5分
  ヂルバコ 伊藤洋  mm   7分
  ひげとかまきり 伊藤直史  mm  15分
  ムジナ 初見輝彦  mm  10分
L ログラム      
  烈火 八木彰子  mm   3分
  ふたり 植野龍二  mm   3分
  MOVE 中野正章  mm   3分
  ある男の性春 松本直樹  8mm  17分
  常温バララツクス 山本紀子  ビデオ   5分
  HELLO,I LOVE YOU 内藤桃子  mm   5分
  無心 コーダヒロシ  mm  10分
  チャンダン 柴田寛之  8mm  12分
          2001年3月17日〜25日 上映時間表
  17/土 18/ 19/ 20/ 21/ 22/ 23/ 24/ 25/
       J        J  A
 B  C    F        H  G
 E  K  G  L  D  F  I  E  
 H  D  A  I  K  C  L  B  

 受付(入替制)
 当日800円/シアター&シネマテーク会員600円

シアター・イメージフォーラムシネマテーク
渋谷区渋谷2−10−2 電話:03−5766−0116

交通:

(1)渋谷駅から徒歩5分 
   宮益坂上がり右手入る


(2)営団地下鉄表参道より
   徒歩7分―青山通り
   渋谷方向、宮益坂上
   手前左に入る

第24期本科卒業制作展
                
受賞者発表!

大賞 (秋山祐徳太子氏制作のブリキの彫刻)
   神崎愛子
 『RAM』(8ミリ) 
入選 (秋山祐徳太子氏制作の版画)
   
大野 聡司  『団地酒』 (ビデオ)    
    佐藤 いづみ 
『イメージクラフト』 (ビデオ)
    島田 剛
 『僕の内臓、君の海』 (8ミリ)  
    小澤 ともみち 
『はなしのはなし』 (ビデオ)
   

トロフィーを渡す鈴木志郎康さん 大賞受賞の神崎愛子さん
入賞者左から、小澤、佐藤、神崎、島田、大野 さん
 大賞に選ばれた『RAM』と『団地酒』は割とすんなり決まりましたが、『イメージクラフト』、
『僕の内臓、君の海』、『はなしのはなし』の入選作にはいまひとつ欠けるものがあって、
小瀬村真美『すべては沈黙の色』、小山博子『ダリダリ』、村瀬幸浩『病名 喘息』などと
の競い合いとなりました。
 これらの作品に、奥津広美の『まさかさ』など10数本の佳作が続きましたが、そこから
が急降下――作品と呼べないものもかなりありました。
 といったわけで、全体としてはやや低調――あの「黄金の23期」(昨年度)が築いたか
のようにみえた「実験映像の勢い」も、これで腰砕けになってしまった感があり、残念で
す。

 ともあれ今年の傾向としては、コンピュータに取り込んだハイテク作品と、自分の病気
を扱ったドキュメンタリーが目に付きました。そのハイテク作品もソフトだけに頼らず、そ
の素材から工夫を凝らしているので直ぐには風化はしないと思います。また病気を扱っ
た作品も実験性に富んでいるので好感がもてました。

神崎愛子 『RAM』(8ミリ/5分) 
正直にいって、今年はあの秋山祐徳太子氏制作の「ブリキの彫刻」を与えるべき作品があるのかどうか非常に心配でしたが、この『RAM』を観て安心しました。
左から右へ流れるスリット――そこに主人公となる若い女性の姿を垣間見せるアバンタイトルからして非凡です。
タイトルの『RAM』は<即時呼び出し記憶装置>で、スリットに映っていた女性が大阪の通天閣周辺を歩きながら自分自身にアクセスしてゆくというコンセプト――デジカメで撮った映像をコンピュータに取り込んで処理をした後、それを8ミリカメラでコマ撮りしているのですが、そのプリントの数は何と1800枚に及ぶ力作です。
圧巻はラストシーンで、封筒から3枚の写真の情景が動きながら登場――その写真の上の零れた水を拭き取り、更に煙草の火が(写真に)落ちると焦げ穴となってゆくのです。
この新時代の優れた映像表現に圧倒されましたが、自分自身へのアクセスが旅先の通天閣周辺ではなく、もっとアクセスせねばならない状況下(例えば地震の被災地など)にあったならば、決定的な作品になったと思います。

大野 聡司 『団地酒』 (ビデオ/48分) 
団地周辺の風景が3〜4ショットあって、カメラはお米と向き合う父親の姿を捉えます。
それは濁酒造りで、その酒造りの行程と、作業を黙々と続ける父親の繊細な手の動きとを見手(観客)の脳裏に焼き付けるように撮り、的確に編集していました。
その父の手は画家の手――売り絵を拒む父のキャンバスには、顔を両手で包む幾つかの首がシュールに描かれつつあって、その手はパレットナイフをしなやかに動かしながら絵具をもってゆきます。
作者はその寡黙な父と一緒に団地に住んでいるのですが、二人の姉と母親は夫々に家を出て暮らしています。
画面はその母親の住むアパートへと移って、父との出会いや家計についてのインタビュー――お母さんの言葉には深みがあり、別居中とはいえ夫への愛情が伝わってきます。
そして、作品としての奥行きはその会話の中にも潜んでいました。作者にとって予期していなかった現実――それまで作者はお母さんが父の生計を支えているものとばかり思っていたのですが、働く母も収入は少なく、父が「借金」で暮らしているという現実を知らされたからです。このことによって作者の脳裏に「不安」が駆け巡って、その混乱が図らずも表出されたのでした。
発酵し続ける濁酒――やがて父と子はその濁酒で乾杯をしますが、そのラストショットが印象に残るよう、もう一工夫必要だと感じました。

佐藤 いづみ 『イメージクラフト』 (ビデオ/7分)
これも『RAM』同様にパソコン世代の産物で、若い女性が頬のあたりで鋏を鳴らし思案顔――やがて彼女は街の風景に鋏を入れて切り取り、「工作」にとりかかります。
高田馬場(?)の駅前の風景を、定点で昼・夕・夜と撮影し、それをパソコンに取り込んで、昼と夜とを部分的に入替えたり、その視界に入っている気に入った部分を切り抜いて並べたりして「動くコラージュ」を次々と形作ってゆきます。
次の作業では彫刻刀――どうするのかと思っていると、その風景のアウトラインを版画にしてゆくのでした。
その版画に重ねられた現実の風景――そして再び鋏を鳴らす女性で作品は終わります。
着想は頗る面白いし、爽やかな作品でしたが、技術面ではややソフトに頼りすぎた点に物足りなさを感じました。
また版画と実景の重なりでは見手の予想通りです。
あの高架線を走る色鮮やかな電車だけをモノクロ版画の中に走らせたら、イメージクラフトの意味も膨らんでくる筈ですし、ラストの女性も正面からのショットで、あたかもパフを使って化粧でもしているかのように、馬簾で顔を叩いている方が面白かったと思います。

島田 剛 『僕の内臓、君の海』 (8ミリ/15分)
夏休み作品の頃から、8ミリを使って撮影したフィルムをパソコンに取り込み、抽象絵画のような映像に加工して、それを再び8ミリフィルムに戻すという手法を作者は研究し続けてきました。
その技術を更に発展さたのがこの作品ですが、コメントには「僕の家には、体内に流れる血液[赤い血、青い血]が宿っている。その血液の流れは、ほんの水溜りから川を伝わって、海に渡る。母なる海には、誰かが僕を待っている」とありました。
その意図はなかなか見手には通じないと思いましたが、それでも和室にペンキをぶちまける作者の行為が、水の雫の音から始まって、それが徐々に鼓動音と重なり、ドラムの音となって、あたかもそこが胎内であるかのように動きだす映像には人を惹き付ける力がありました。
その部屋に何時しか忍び込んできた海――やがてひとりの女性が現れ、男(作者)を優しくいだきます。
しかしその映像と音声の素晴らしさに比べ、やはり内容には無理があり、展開もいまひとつで繰り返しのように映ってしまったのは、大変に惜しい気がしました。

小澤ともみち 『はなしのはなし』 (ビデオ/30分)
これはそのタイトルの通り、歯の話です。
長年スキッ歯(乱杭歯というのだそうです)に悩み続けてきた作者が、意を決して歯科医院に行き、医師にスキッ歯の原因や遺伝などについて訊くインタビューからこの作品は始まりました。
その歯科医の言葉は夕暮れの車窓風景へと続きますが、近景の流れるコンクリートの柱が、あたかも「歯」を象徴しているかのように映っていて、作者の映像に対する感性の鋭さが窺えました。
しかし、見手にとってその車窓風景は「帰路の風景」なのですが、作者はそんなことはお構いなしに、別の日の医者のインタビュー画像に直結させています。ぼくなら子供の時に治してくれなかったことで、やや詰問調に迫る父母へのインタビューシーンがあった後に、(別の日の)医師インタビューを入れると思います。
それはともあれ、歯に対するコンプレックス(ナレーションも良かった)から、作者は街中で道行く人にインタビューを試み、大勢(40〜50人)の人の歯を撮ったり、動物たちの歯の撮影に挑んだり、天国に彷徨っている自分の歯の夢をブラックライトを使って幻想的なシーンを作ったりしてなかなかのつわもの――最後は治療で完治した口のアップで終わります。
しかし残念なのは(ぼくも歯の出演者の一人でしたが)、もっと大勢の人の歯を撮って、繰り返しにならぬようにしなければいけません。これから更に良くなる作品だと思います。

ともあれ入賞者の皆さん、おめでとう御座います。
しかし先にも触れましたように入選作と選外佳作とは微差で、これからもぼくの脳裏に息づいてゆくだろう作品に触れておきます。

小瀬村真美『すべては沈黙の色』〜絶えず砂時計の砂が落下し続けている摩訶不思議な空間――その部屋のセットには驚かされました。しかし作者のコンセプトが重層的なためか、映像ではなかなか伝わりにくいのが難点です。それでいて惹き付ける力があり、特に女性のスカートが濡れていくショットは秀逸――!
小山博子『ダリダリ』〜昨年の16mm講座で未完成に終わった「臓物の揺れ」に再度挑戦――それに肛門からの内視鏡撮影を加えたのは流石でしたが、その先にあったのが蝋人形でよかったのか?ともあれ何をやるか分らない、小山・大山コンビにはこれからも目が離せません。
村瀬幸浩『病名 喘息』〜喘息もちの作者のドキュメンタリーで『はなしのはなし』に劣らぬ傑作です。自分で造ったという石膏のマスクも素晴らしい――しかしそれを削ったり叩き割ったりしたら埃で喘息は更に悪化してしまいますよ。やけにならず、病気と二人三脚で頑張りましょう!
奥津広美『まさかさ』〜8ミリカメラを逆さまにして撮った作品(乞うタイトルの再確認!)ですが、それにしてはレベル(水平)がきちんととれていました。その仕掛けに更に鏡を使った導入部は映像史に残る映像――鏡の中の手が握り返してきたのです!実は鏡と同じフレームをつくったトリックで、主人公は双子の姉妹だっのでした!その強かな戦略で緒戦は大勝利となりましたが、段々とその智謀も萎えてしまったのは残念――!
田淵史子『ジンジャエール』〜シナリオを読んだ時には「こりゃ駄目だ!」と思いましたが、作品を観て撮影現場での力量を感じました。
生田貢樹『TRANS』フィリピンからゲイノウ人として来日している性転換・TRANS嬢の心の内と外を丹念に描いたドキュメンタリーです。しかし「感動」を感じないのは何故なのでしょうか?多分作者と彼女(?)の距離なのかも知れません。
山本紀子『常温パララックス』〜パララックス(parallax)とは視差のことで、恋人の彼と一緒にいても見ているものにパララックスを感じる主人公――このテーマには惹かれましたが、成る程という映像がもっと必要で、それには「仕込み」もあった方が良かったのかも知れません。
清水好美『ヒトリアソビ』〜作者の頭の中はアニメのオモチャ箱で、食事をした後には楊枝のお化け(?)が出てくるそうです。その頭の中を覗きたいのですがそれにはまず作者自身の登場が欠かせません……。
伊藤洋『ヂルバコ』〜モノトーンのアニメーションで、可愛い怪物の肩のあたりがもぞもぞと動いています。やがてそこから電車が出てきたのには驚かされましたが、その後が不用だったと思いました。
吉田佳奈子『昭和ミレミアムベビー』〜クロマキーでTVの受精画像と部屋の風景とが不思議な動きで映っていました。赤ちゃんから娘に、娘からおばあちゃんでは飛びすぎです。
松本健一『海月の印象』〜水槽の水をフィルターとし、その揺らぎを通しての撮影で手法としては面白いのですが、その風景への作者の思いと見手との間には隔たりを感じます。モノローグが必要だったのでは……。
吉村尚子『残香吐息』〜着物の鮮やかな色、ライティングを含めた撮影技術は良いのですが、カメラの視点が曖昧なために空回りを感じました。
秋山朋美+玉野真一『キンタマノシンイチコ』〜玉野の階段転がりは半端ではないが、作品となると「だから如何なんだ」という感じ――しっかりとしたコンセプトが必要です。
藤間陽子『ドット AT 口の横』〜「ホクロがチャイム」というナンセンスアニメで、発想は面白いと思いました。しかし展開が不十分――口の横にホクロがある人に出会ったら、思わずそれを押したくなるような作品に仕上げて欲しいと思います。
中村功『にわかにランデブー』〜何となくパゾリーニの世界を感じました。試行錯誤を繰り返しているうちに作者自身も「混沌」に嵌りこんでしまったようで残念――中村は力があるだけにあえて「怒らせよう」とこの殿に据えました。

☆ 24期卒業生諸君に告ぐ!
    自信は大いに結構だが、慢心は禁物!
       すぐそこで、25期生が虎視眈々と狙っているぞ!!



☆ かわなか のぶひろさんの、
  その超人的な筆力で書かれた「第24期卒業制作展 全作品講評」が 

  
鈴木志郎康さんのホームページに掲載されております。
  今年は何と、カラー写真付きのデラックス版です。

☆ 志郎康さんのHP「曲腰徒歩新聞」にも、24期卒展関連の記事が載っ
  ております。

☆ この24期卒展をご覧になった方で、ご意見などがありましたらメールを
  下さい。
mailto:katsu@mail.hinocatv.ne.jp


(専科)  IF/cinematheque 795 終了

   2001年3月30日(金)〜4月1日(    イメージフォーラム付属映像研究所
           第24期専科卒業制作展
『ポップ・イン・コーン-ウキウキ私夏がすき』 
(合成写真ではありません!)
『軽事情生活』
16人の作家がいる。
彼らはより深いところ、暗いところ、あやしげなところに自分を置いてみる。
すでに自分の見つけたイメージと「別の映画」を見いだすために。

その16人は、全員がIF本科の卒業生――どう進化しているのか、大いに楽しみである。
プログラム      
  時ならぬ 徳本直之 ビデオ 25
     いざ来れ 高松美香子 mm  5
  雪くえど    小沼普徳 mm 20
     君の1秒は僕が決める 宮川真一 mm 20
    むすんでひらいて  田端志津子 16mm  
B プログラム      
     ガリレオ 藤浪元史 ビデオ 10
     REM(連) 本杉淳悟 mm 10
  離被架    秋山直人 ビデオ 30
  を、見る    大月博光 ビデオ 10
  金ぴかラジオ   川村尚子 mm 15
  ポップ・イン・コーン
-ウキウキ私夏がすき 
武藤浩志 ビデオ  3分
C プログラム      
     軽事情生活 吉本直聞 mm 25
   月影は・・・  荻野勉 ビデオ 20
  キョウ    藤井由貴 mm 15
    弾圧-養鶏場バリケード  高橋俊治 mm 20
     兎が怕い 倉重哲二 16mm  
D プログラム      
  MAIL 影紅篇 共同制作 ビデオ 50分
3月30日(金)     5時- 7時−
3月31日 () 1時− 3時− 5時− 7時−
4月 1日( 1時− 3時−    

受付(入替制)
当日800円/シアター&シネマテーク会員600円

シアター・イメージフォーラムシネマテーク
渋谷区渋谷2−10−2 電話:03−5766−0116

交通:

(1)渋谷駅から徒歩5分 
   宮益坂上がり右手入る


(2)営団地下鉄表参道より
   徒歩7分―青山通り
   渋谷方向、宮益坂上
   手前左に入る

         
         その後の2
4期情報

「黄金の23期」に追いつけ追い越せ〜〜どっこい24期も国内外の映像コンクールで暴れまくっている!!
内外コンクール受賞の新情報を宜しく!(勝丸)

その(2002.6.7)

〈CAS.Academy Awards〉:入賞
  松本健一 『CAS.Academy AwardsAs Smooth As Glass』

その12002.5.22

BBCC 2001〉:入賞
  佐藤 いづみ 『イメージクラフト』

〈IFF2002〉:入賞
  島田 剛
 『僕の内臓 君の海』
  
田端志津子 (専科) 『むすんでひらいて』
  
宮川真一 (専科) 『君の1秒は僕が決める』

ぴあフィルムフェスティバル・2002〉:入賞
  玉野真一 『よっちゃん ロシア・残りもの』
  田淵史子 『ジンジャエール』

ニヨン国際映画祭 2002〉:新人監督部門・PRIX KODAK賞
  大野聡司 『団地酒』

ヨーロピアン・メディアアートフェスティバル2002〉:入賞
  佐藤 いづみ 『イメージクラフト』



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