大阪にある国立国際美術館で
11月6日(土)~7日(日)
≪金井勝の世界≫の公開!
第10回中之島劇場として≪金井勝の世界≫が開催されます!
金井勝は、1960年に撮影技師を目指して大映東京撮影所の技術部撮影課に就職します。
後にアラン・レネ監督作品・『二十四時間の情事』でチーフ助監督を務めた白井更生と大映を退社して、プロダクション≪新制作集団≫を結成して、『ヒロシマ
1966」(35mm)を発表します。
さらに金井は、フリーランスの仕事場で知り合った若い同志たちと≪かないプロダクション≫(後のかない勝丸プロダクション)を旗揚げし、1969年から隔年で『無人列島』(35mm)、『Good-bye』(16mm)、『王国』(16mm)の≪微笑う銀河系≫三部作を発表しました。
その1本の撮影作品と3本の監督作品~~、
先ず来年で丁度半世紀を迎える、望月優子、加藤剛主演の『ヒロシマ 1966』ですが、監督:白井更生が亡くなってからプリントの行方が分からなくなっておりましたが、<ヒロシマ平和映画祭>の方々のご尽力もあって2008年に発見され、フイルムセンターでフォーマットの異なる上映プリントからのニュープリントが作成され、昨年フィルムセンターで公開され盛況でした!hiroshima-66.html へのリンク
監督作品の≪微笑う銀河系≫・三部作も、その全てが40年以前の作品となりました。
主な上映会リストjyouei-list.html 各作品などの紹介はこちらのPage。
発表当初から『無人列島』を中心に国内外で少なからず上映されてきましたが、更に近年ドイツのオーバーハウゼン国際短編映画祭での回顧展や、アメリカのイェール大学主催のイベント「East Asia In Motion」、スイスのローザンヌ
アンダーグラウンド映画祭での全作の特集、他にベルギー、イギリスなどからも≪上映&トークショー≫に呼ばれました。
そして今年の5月には、フランスのボルドーで開催された「シュールリアリズム週間」にメインゲストとして参加してきました:-))))))))))
またこうした海外での活動があったからか、フランス語版のKatsu Kanai Wikipediaが誕生しており、制作上映などでご尽力頂きました皆々様に、心から感謝いたしております!
尚、私=金井勝はトークで参加させて頂きますので、会場で皆様にお会いできれば幸甚です。
11月7日(土) Aプロ 13:00~『ヒロシマ1966』 *上映後に金井勝のトーク
Bプロ 15:30~『無人列島』
8日(日) Cプロ 13:00~『Dood-bye』 *上映後の金井勝のトーク
Dプロ 15:00~『王国』
場所:国立国際美術館 (交通機関などの詳細は美術館のHPで)
B1階講堂/ 入場無料/ 全席自由/ 先着130名
<主催>国立国際美術館 東京国立近代美術館フィルムセンター
<協賛>ダイキン工業現代美術振興財団
<協力>かない勝丸プロダクション
上映フィルムはすべて東京国立近代美術館フィルムセンターの所蔵品です。
● 国立国際美術館 マップ
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