193 終了
シアター・イメージフォーラムで
和田淳と世界のアニメーション繊細な描線と囁くようなサウンド、独特の間とアニメートが国内外で高く評価され、
ベネチア映画祭にノミネートなど今勢いに乗る和田淳の特集上映が決定しました!
日本初披露になるベネチア映画祭出品作『春のしくみ』を含めたこれまで和田が
作ってきたアニメーション全13 作品を一挙に上映します。
是非この機会に和田淳の可笑しみと哀しみを含んだ奇妙な世界を劇場で体験し
てください!
期間中、和田淳も来場し、ゲストトークも予定しています。
さらに, 近年の国際アニメーション映画祭で上映された良質で濃厚なアニメーション
も併せて上映します。多くは日本初上映となる、若くエネルギーに満ちた作品を
お見逃しなく!
さらにさらに、この上映会で12 月に発売予定のDVD「和田淳作品集2002-2010」を
特別先行販売します!是非劇場に足を運んでいただき、DVDもお買い求めください!!
渋谷区渋谷2-10-2 / TEL: 03-5766-0114
交通アクセスは、イメージフォーラムのホームページをご覧ください。
詳細はhttp://www.imageforum.co.jp/
前売 / 一回券 1,300 円、 二回券 2,500 円
※前売券は劇場、チケットぴあでお買い求めいただけます[P コード:462-299]
当日 / 一般 1,500 円、 学生 1,300 円、 会員 1,000 円
和田淳特集上映決定!ベネチア映画祭出品作『春のしくみ』を日本初披露!!
日時:2010/11/20(土)-11/26(金) 21:00-
チケット
配給・宣伝:CALF
プログラムA プログラムB
場所:シアター・イメージフォーラム
neoneo坐 《8ミリフィルム映画祭 2008 春》の内の 金井 勝セレクション五月十七日!十四時 〜
あの玉野真一 が《8ミリ映画祭2008春》に参戦!
晴天乱気流的な、《玉野真一 Films》―!
玉野真一の8ミリ映画は、極めて過激な肉体の激突の連続性によって成り立ってはいるのだが、その過激さには一点の曇りもなく、あの炎天下で身体を張って突進する甲子園球児のようにもそれは映る。
けれども、《玉野 films》は常識的なルールの中に納まるような代物ではなく、作者自身が放たれた〈打球〉と化し、スタンド目掛けて唸りをあげながら一直線―→ 観客の前頭葉を打ち砕こうと吹っ飛んでくるのだから、さぁ大変だ!
観客にとってあるいはそれは、突然〈晴天乱気流〉に呑み込まれてしまったジェット機〜〜 そのパイロットの心境かも知れない!
ともあれ、かつてあなたにこれほどまで異常な発想の映画と出合ったことがあっただろうか、はたまたこれほどまで不可思議な暴力的肉体の魅力に浸ったことがあっただろうか〜〜:−))))))))))))
異才・玉野真一の作品集のなかから今回は、『よっちゃんロシア・残りもの』(2002年PFFアワード 審査員特別賞)、『こうそく坊主』(2003年IFF奨励賞)、『純情スケコマShe』(2005年調布映画祭大賞)の初期三作品を取上げましたので、これらの《大傑作》をどうかお見逃しないように〜〜 宜しくいお願い致します! (金井 勝)
◆ 作者解題 玉野真一
『よっちゃンロシア・残りもの』18分 2001年度作品
町中の階段を、坂道を、ただただ転げ続けた先には、一人の女が
立っていた。
対峙する男と女。緊迫する空気。睨み合う二人が取った行動とは?
(「よっちゃんロシア」)
じりじりした日差しが照りつける真夏の墓地。ある墓石の前で男が
エールを送る。
「いけいけアキヤマ〜」と、めまいがするほど叫び続ける。
『こうそく坊主』11分 2002年度作品
縄跳びをする毛皮を着た坊主とゴムチューブを指に掛けて投球練習
をするユニフォーム姿の男。
チューブを支える女が手を放すと、男と坊主はミニマルな反復運動を
始める。
激しい肉体運動と恍惚とした表情とが相まって、エスカレートする音
とリズム。
だが、二人の男の首にチューブが捲かれ、たちまち躍動は女に「拘
束」された。
『純情スケコマShe』 15分 2002年度作品
部屋で扇風機の修理をする坊主頭の男と、強い日差しの下、ベッド
の上で膝の裏を「プップップップー」と、狂ったように鳴らす男。そして、
その男に水を浴びせる女。
純情な出会いを果たした三人はスケコマシーな風に身をまかす。
そして、女は走る!ベッドも走る!芸術は爆発だ!
◆ 日時 5月17日 16時〜〜
◆ 金井勝 vs 玉野真一のトークあり
会場:neoneo坐
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2-10-13 御茶ノ水ビル1F都営新宿線「小川町駅」・千代田線「新御茶ノ水駅」・丸ノ内線「淡路町駅」、B5出口より徒歩1分、
◆ 詳細はneoneo坐 ◆ neoneo坐マップ
JR「御茶ノ水」駅・聖橋口より徒歩5分
bP91 3月7日(金)まで!
金子雅和 第一回監督作品 「すみれ人形」
渋谷・アップリンクXにて1月26日(土)よりレイトショー
<INTRODUCTION>
この作品は、映画美学校在学時から耽美的かつ官能的な映像が高く評価されていた新鋭・ 金子雅和が、同校修了製作として瀬々敬久の監修のもと作り上げた長編第1作目。
失踪した妹、すみれを捜し求める腹話術師が主人公という特異な物語設定と、エロスと残酷に 満ちた世界観が、これまで上映された映画祭などで賛否両論を生んできた(ひろしま映像展撮影賞・うえだ城下町映画祭審査員賞)。
主役の腹話術師を『肌の隙間』(監督:瀬々敬久)で鮮烈な主演デビューを飾った小谷建仁が、実際に腹話術もこなし体当たりで熱演した。
ヒロインであり、すみれの面影を感じさせる謎めいた女には『ガールフレンド』(監督:廣木隆一) で映画初出演、初主演を果たした山田キヌヲが、それまでのボーイッシュなイメージと対極の、 艶かしくも儚い役柄に挑戦している。
そのほかにも、NHK『芋たこなんきん』などで活躍の松岡龍平、この冬『魁!!男塾』『奈緒子』ほか 出演作の公開が相次ぐ綾野剛、『ナイン・ソウルズ』のマメ山田、現代美術家の松蔭浩之をはじめとして、現役のストリッパーや浅草の芸人といったひと癖もふた癖もある個性的なキャストが、
作品の世界観にリアリティを与えている。
全編を飾る流麗なサウンドを作り上げたのは『東京ゾンビ』のサントラも手掛けた異才・竹久圏。 そして、監督自身がこだわり抜いて探し出した滝・廃墟・森などの圧倒的なロケーションに浮かび上がる官能美が、作品の最大の見せ場となっている。
<STORY>
ある地方都市の寂れた寄席で、夜な夜な奇妙な腹話術人形劇を演じる男がいる。
男の名は文月(小谷建仁)、少女のような声で「すみれ」と名づけた人形の言葉をしゃべる。
すみれは5年前に右腕だけを残し失踪した、文月の妹だ。
腹話術師のかたわら妹を探し続ける文月は、ある日偶然訪れたストリップ小屋で、すみれの面影を強く感じさせる美しい女、蜜子(山田キヌヲ)を見かける。
その女を追い求めていくうち暗い森へと足を踏み入れてしまった文月は、すみれが失踪して間もなく姿を消した幼馴染みの螢介(松岡龍平)と再会する。
子供の頃から樹木医になることを夢とし、すみれの恋人でもあった螢介は森の奥に建つ廃墟で、いなくなったすみれを樹木で再生させようと、狂った実験に没頭していた。
すみれを捜し求める男たちは、それぞれの愛によって激しく引き裂かれていく・・・。
金子雅和監督は
ぼくが専任講師をしているイメージフォーラムの第21期生卒業生でもあります。
当時から彼の<映像感覚>は非凡でしたが
遂にこの快作にして怪作・「すみれ人形」を発表〜〜!
卒業生がこうした形で甦ってくることは
講師のひとりとして至上の喜びです:-))))))))))
そういうことも関係しているのだと思いますが
金子監督から
この上映会で『無人列島』と『GOOD−BYE』とを上映出来ないかといってきました。
凡そ40年の時間を隔てての<師弟対決(?)>〜〜 これもまた一興かと思い
参加させて頂くことになりました。
『すみれ人形』ともども、ご高覧の程宜しくお願い致します〜〜! (勝丸)
『無人列島』(’69) 『GOOD−BYE』(’73)
1月31日(木)
21時〜『無人列島』上映
21時55分〜金井監督トーク
22時10分〜『すみれ人形』上映
2月1日(金)
21時〜『GOOD−BYE』上映
21時55分〜金井監督トーク
22時10分〜『すみれ人形』上映
(※ この2日間の上映時間は変則となります)
bP75 終了 〜 関係して下しました皆様方に、心から感謝 〜 勝丸拝
祝・金井勝 古稀記念全作品上映会
2006年7月1日(土) 〜 2日(日) 神田 小川町 neoneo坐
―金井勝監督のコメント―
皆さんこんにちは、この七月でぼくも満七十歳〜〜 中国の詩人・杜甫が「人生七十古来稀なり」とその詩に詠んだことから生まれたという〈古稀〉ですが、寿命が延びた今日では決して〈稀〉な年齢とはいえません。
しかし、処女作『無人列島』を発表してからはや三十七年が経ち、この間に大切な友人たちを何人も亡くしております。この企画を知らされた時に、その黄泉の国の住人たちにも舞い降りてきてもらって、今の友人たちと、そして未知なる人々とも一緒に遊んでもらおうと思いました。
是非とも皆さんに参加していただき、ぼくとその仲間たち(=人間だけではなく、動植物や昆虫なども)が作り上げてきた〈世界〉をご高覧願えれば、至上の喜びです。
( 7月1日・2日とも上映後、古稀のお祝いに駆けつけた方々と金井さんとのトークを予定しています)
〜 一日目:〈 金井 勝のスーパードキュメンタリー 〉 〜
★ 7月1日(土) 14:00〜 上映第1部(上映後トークあり)
歌・句・詩シネマ『時が乱吹く』 1991年/62分/16ミリ
■ 短歌篇『夢走る』、俳句篇『一本勝負の螽斯』、詩篇『ジョーの詩が聴える』に、幕間2景を挟んで完成させた、映像詩人・城之内元晴への追悼作品。しかしただの追悼映画ではござんせんょ!
〜収録作品は下記の3作です〜
『夢走る』
1987年/17分/16ミリ
★メルボルン映画祭・最優秀短篇劇映画賞受賞(1988年)
時代劇の実験映画。ご隠居の恋文を持って東海道をひた走る若き飛脚――
その飛脚も恋に落ちて、この老若恋の勝負の結末はいかに……?
『一本勝負の螽斯(キリギリス)』
1988年/11分/16ミリ
400フィート巻きのフィルムを詰めたカメラが家の中をワンショットで巡り、勝丸の日常と妄想とを白日の下に曝け出す個人映画。
『ジョーの詩が聴える』
1989年/22分/16ミリ
『夢走る』でご隠居の役を演じてくれた城之内元晴は既に鬼籍の人―― その彼の作品『新宿ステーション』の詩が庭を這うラストシーンは圧巻也!
トーク:司会/藤岡朝子 高橋孝英(『夢走る』の飛脚・五郎兵衛役) 細井靖明(『時が乱吹く』のカメラマン) & 金井 勝
★ 7月1日(土) 16:00〜 上映第2部(上映後トークあり)
『聖なる劇場』 1998年/ビデオ/34分
■ 舞台づくりと、小鳥や魚、昆虫など、脇役たちのパフォーマンスの瞬間を撮るのに6年の歳月を費やした作品――
その脇役たちを従え、黄泉の国の住人たちが競演を繰り広げる。
『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』 2003年/ビデオ/33分
★ 第50回 オーバーハウゼン国際短篇映画祭:国際批評家連盟賞(2004年)
■ 映像作家・金井勝が自分の中に棲む〈別人〉勝丸をドキュメント。前衛仙術なるものを編出した勝丸は次々と奇跡を起こすが、それは決して絵空事ではないミラクル―― 他に類例のない怪作にして快作也!
トーク:司会/藤岡朝子 村上賢司&金井勝
★ 7月1日(土) 18:00 〜
〈 いらっしゃんせ〜古稀お祝いの宴 第1夜 〉(飲み物+食べ物・「夜の上映会」)
〜「夜の上映会」〜『演劇入門 ジュリアス・シーザー』 1967年/40分/パートカラー/製作:学習研究社/
プロデューサー:原正次・石川茂樹/演出:小野豪/脚本:伊藤純/撮影:金井勝
■ サークル活動指導のため、シェイクスピア劇の本読みから立げいこ、また衣裳合わせ等、ひとつの演劇をくみたててゆく過程を劇団「雲」の公演によって組みたててゆく。
*「夜の上映会」では、この他にも作品の上映を予定しています。ご期待下さい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜 二日目: 〈 金井 勝の『微笑う銀河系』三部作 〉 〜
古稀記念のため特別ニュープリントを用意〜〜 映写技師として映像作家の山崎幹夫さんが当ります!
★ 7月2(日) 13:00 〜
第一話 『無人列島』 1969年/55分/16ミリ版
★ ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ(1970年)
出演:串田和美・河西郁子・佐藤重臣・ゼロ次元 ほか
■ 少年時代からの体験や妄想と、日本の(将来を含めた)戦後史とを、瘤だらけの縄のように編んだ映画― これは悪夢か、はたまた現実か? 日出国が走る!
トーク:司会/しまだゆきやす 村上賢司 倉重哲二&金井 勝
★ 7月2(日) 15:00 〜
第二話 『GOOD-BYE』 1971年/52分/16ミリ
出演:松井康子・むささび童子・佐藤重臣・金井勝 ほか
■ 日本人の血の流れを求めて、戒厳令下の韓国ロケ決行!それまでにない鮮烈なドラマが緊張感の中におかしみを滲み出させて、貴方のハートを撃つ!
トーク:司会/しまだゆきやす 山崎幹夫&金井 勝
★ 7月2(日) 17:00
第三話 『王 国』 1973年/84分/16ミリ
出演:むささび童子・大和屋竺・城之内元晴・岩田信市 ほか
■ 全てをからめとってしまう「時間の神」に超然と立ち向かう若き詩人・五九勝丸― その冒険の旅は八王子からガラパゴスへ、そして中天へと駆けのぼる… とてつもなくキッチュな「新しい神話」!
トーク:司会/しまだゆきやす 筒井武文&金井 勝
★ 7月2(日) 19:00 〜 (上映時間が変更になりました)
「ますます盛りの第2夜 古稀お祝の宴にいらっしゃんせ〜」 (飲み物+食べ物・「夜の上映会」)
〜「夜の上映会」〜 『演劇入門 ジュリアス・シーザー』 1967年/40分/パートカラー/製作:学習研究社/
プロデューサー:原正次・石川茂樹/演出:小野豪/脚本:伊藤純/撮影:金井勝
■ サークル活動指導のため、シェイクスピア劇の本読みから立げいこ、また衣裳合わせ等、ひとつの演劇をくみたててゆく過程を劇団「雲」の公演によって組みたててゆく。
*「夜の上映会」では、この他にも作品の上映を予定しています。ご期待下さい。
●
【料金】
1 プログラム・・当日1,000円(前売り・メール予約 800円)
全作品・・・・・当日4,500円(前売り・メール予約3,500円)
パーティ・・・・当日2,000円
【予約・上映へのお問い合せ】
予約受付:スペースneo
E-mail:spaceneo@tcn-catv.ne.jp
Tel:090-3271-5280(佐々木)
neoneo坐のHP(新しいアドレス)
会場:スペースneo
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2-10-13 御茶ノ水ビル1F
都営新宿線「小川町駅」・千代田線「新御茶ノ水駅」
・丸ノ内線「淡路町駅」、B5出口より徒歩1分、
JR「御茶ノ水」駅・聖橋口より徒歩5分「neoneo坐」に関するお問合せの方は、
住所・氏名・お仕事・電話番号・ファックス番号 等を明記のうえ、
コチラにご連絡ください。
イメージフォーラム・フェスティバル 2003・福岡上映
東京・横浜・京都で話題を呼んだIFF2003は、
6月4日から場所を福岡に移して開催 ――!
我が『スーパードキュメンタリー前衛仙術』はプログラムC=日本3〈デジタル・マジックと前衛仙術〉
6月5日(木)19時より福岡市総合図書館映像ホール・シネラにて上映されます。
〈デジタル・マジックと前衛仙術〉 兎ガ怕イ U・SA・GUI ※一般公募部門審査員特別賞
倉重哲二 Kurashige Tetsuji ビデオ/13分/2002
Landscape Ring Landscape Ring
中西義久 Nakanishi Yoshihisa ビデオ/6分/2003
ボーダーズワークス The Bowda's Works
保田克史 Bowda Katsushi ビデオ/5分/2002
大人のトイ・ストーリー Toy Story Adult
真島理一郎 Mashima Riichiro ビデオ/3分/2003
Fade into White #4 Fade into White #4
五島一浩 Goshima Kazuhiro ビデオ/20分/2003
スーパードキュメンタリー前衛仙術 Super Documentary The Avant-garde SENJYUTU
金井勝 Kanai Katsu ビデオ/32分/2003
映像の祭典
イメージフォーラム・フェスティバル 2003
● 東京 ● 横浜 ●京都新作『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』が東京・横浜・京都で上映されます。
映像作家・金井 勝が自分の中に宿る別人・金井勝丸をドキュメントしたもので、他に類例がない傑作(笑) 〜〜 ご高覧のほどよろしくお願い致します。
尚、『スーパードキュメンタリー 前衛仙術』はプログラムC=日本3〈デジタル・マジックと前衛仙術〉に組み込まれており、その作品構成は以下のとおりです。
兎ガ怕イ U・SA・GUI ※一般公募部門審査員特別賞
倉重哲二 Kurashige Tetsuji ビデオ/13分/2002
Landscape Ring Landscape Ring
中西義久 Nakanishi Yoshihisa ビデオ/6分/2003
ボーダーズワークス The Bowda's Works
保田克史 Bowda Katsushi ビデオ/5分/2002
大人のトイ・ストーリー Toy Story Adult
真島理一郎 Mashima Riichiro ビデオ/3分/2003
Fade into White #4 Fade into White #4
五島一浩 Goshima Kazuhiro ビデオ/20分/2003
スーパードキュメンタリー 前衛仙術 Super Documentary The Avant-garde SENJYUTU
金井勝 Kanai Katsu ビデオ/32分/2003プログラムCの上映は、
東京:4月26日(土)17時〜 5月5日(月・祝)12時〜 (新宿西口・パークタワーホール)
横浜:5月3日(土・祝)13時〜 (横浜美術館レクチャーホール)
京都:5月14日(水)14時〜 5月18日(日)14時〜 (関西ドイツ文化センター京都)詳細はイメージフォーラムHP
インフォメーション プログラム 上映作品一覧 場所(マップ) お問合せ
東京・横浜上映を終えて、MONSHIRO姫からの応援歌 伝説の新作「スーパードキュメンタリー前衛仙術」を観て
MONSHIRO
5月5日、こどもの日、金井監督の待望の新作「スーパードキュメンタリー前
衛仙術」を観る事が出来た。イメージフォーラムフェスティバルのプログラムの
ひとつという事で、他の作家の作品も観ることが出来たが、ほんの数年のうち
に実験映画がえらく垢抜けて洗練されていたのに驚かされつつ、あまりにも器用
に作られた作品には、なにか薄味で物足りなさを感じてしまったのも事実だ。
金井監督の作品は人の心を掴む。そして動かす。そして揺さぶる。乱暴な事や
驚かすような事をしなくても、地元で、自宅で、数人の出演者で作った映画で、
それが出来てしまう。笑いと余裕を見せながらそういった作品を作ってしまう金
井監督は実験精神に溢れる職人であり玄人なのだろう。いや、そうでないと、
ああいった作品は撮れるまい。私がタイトルにつけた「伝説の新作」というのは妙な言葉かもしれない。新
作が時間を経て伝説になっていくのが筋だが、金井監督の新作が出来る、と
知らされた時から私は「ああ、また伝説が観られる」と、納得していたのだ。伝
説の作品が撮れるというのは、努力や制作費とは別の次元の事で、名作を撮
れる監督は多いが伝説の作品を撮れる監督というのは、本当に一握りしかい
ないと思う。その違いは「才能」と言ってしまえば簡単だが、少し違う。「格」とい
うのもいいかもしれないが、やはりしっくりこない。「運命」ならいいかもしれない。
金井監督は、昔から、いや生まれた時から、伝説の映画を撮る運命にあった人
のひとりだろう。それが幸福な事かどうかは解らないが、そういう運命の元にあ
る事は作品を観るたびに確信を増すばかりだ。本作で特筆したいのは智女、智子夫人の登場だろう。金井監督に憧れてい
た彼女が妻となり映画に出演するまでの時間の不思議な経過に驚かされつつ、
また、画面からひしひしと夫婦愛が伝わってくる。創作するという喜びも、家族や
友人の支えも、本当に深い悲しみや別れを癒しきれない事態というのがある。
金井監督の作品は大ホールで上映されたり、動員人数が記録されたりする映
画ではない。けれども、私たちをふたたび励まし生かしていくのは、こういった小
さく暖かい本当のもの、食事を共にする妻、友人からの優しい言葉、やっかいだ
と思っていたけれど替わりはない親、けなげな庭の草木、金井監督の作品など
を天から受け取る事ではないだろうか?年をとる事は止められる事ではない。それを憂いて悲しむより、勝丸のように、
仙術をためしてみてはどうだろう?空を飛んでみてはどうだろう?将来、来るか
もしれない不安や別れを考えればきりがない。しかし、今ここにある小物で、自
宅で、妻やその友人たちで、自分の人生の一部を、イメージを、映像の中に封
印してしまおう。それが観客を笑わせ、感動させ、励ますことが出来るなんてす
ごいじゃないか、なあ、勝丸。人生はなかなかいいものじゃないか。そんな事は
もうとっくに知っているよと笑われるかもしれないが、年をとったなんて言わずに、
もっともっと映画を撮っていっておくれよ。金井監督が映画を撮ること、それがも
う既に仙術なのだから。
木乃久兵衛10周年記念フェスティバル
11月12日(火)〜17日(日)(全てが確定ではありません)
■12日(火)17:00〜23:00
オープニング:チンドン:大熊・ミワゾウ(ソウル・フラワー・モノノケサミット)&東京チンドン高田洋介&チンドン・ワカメ
★17:00JR国立駅前出発、富士見通りを木乃久兵衛に向かう!★
ライヴ:「大熊亘&ミワゾウ」&「押切珠喜」(from山形)&「小間慶太」
映画:「黒豆のスープ」(映像連歌より、主演:大熊亘)「悪魔の果実」(音楽:小間慶太)
料理:「山形名物芋煮」「ポテト料理」他
■13日(水)18:00〜23:00
ライヴ:木乃久兵衛の華「奥山シスターズ」
ベリーダンス:「サトコ」のエロチックなベリーダンス
映画:「大根の切り方を教える」(製作:佐々木健)
料理:木乃久兵衛スペシャル&トルコ料理
■14日(木)18:00〜23:00
ライヴ:「HALUKA」(土居晴夏)19:00〜
映画:20:00「夢走る」金井勝、
20:30「映像キャッチボール?秘密の新作」桜井篤史⇔加藤到
料理:「おでん」「焼き鳥」など日本料理他
■15日(金)18:00〜23:00
ライヴ:「ボーヤ他アフリカンドラム」&アフリカン・ダンス
映画:「夢のライオン」「コージョルの鳩」山崎幹夫
料理:「カレー料理」「アラブ料理」他
■16日(土)16:00〜22:30
ライヴ:「トミー」(ボサノバ)
サルサ・ダンス:児島みね&サンドラ(皆でサルサ)
料理:ラテン・アメリカ料理
■17日(日)15:00〜22:30終了
ライヴ:「シーサーズ」(オキナワン・ミュージック)
映画:「沖縄の思い出」佐々木健、「ゴーヤチャンプルの作り方」
パフォーマンス:黒田オサム
料理:沖縄料理
★マスター佐々木の友人たちによる、「10周年記念メッセージビデオ」の上映あり!
(毎日上映)
●入場料:各日¥1500(1ドリンク+料理食べ放題+イベント鑑賞料金)
★料理・ドリンクの差し入れ歓迎します!
☆フェスティバル期間の収益は、日本国際ボランティア・センターを通じて「パレスチナ子供基金」にカンパさせていただきます!木乃久兵衛
国立市西2‐11‐32,B1 п@042‐577‐5971 木乃久兵衛HP
JR国立駅南口下車富士通り徒歩15分、中華丸吉隣
岡山:
Independent Film Festival 2002
〈映像の王国へ〉
2002年9月21日(土)〜23日(祝)
……ようこそ。
映画が生まれてほんの100年余り。これまで多くの作家が、いろんな試みをしてきたけれど、映画の持つ可能性はまだまだ計り知れません。Independent Film Festival では、ジャンルにかからわず、優れた映像表現の可能性を広げる作品を紹介します。わずか8ミリや16ミリのフィルムから、こんなにたくさんの表現が生まれるなんて、不思議じゃありませんか?
映像の〈王国〉とは、それらちいさなフィルムの1コマ1コマに宿っているのかもしれません。A 金井勝の「王国」。「アングラ映画の帝王」「シュールレアリスムの映像詩人」等、金井勝という名前に冠せられる枕詞は多い。だが彼の映画は「アングラ」あるいは「アヴァンギャルド」のひと言ではとても表し切れない荒唐無稽さと独特のユーモアにあふれている。ガラパゴス諸島ロケを敢行した『王国』では、大和屋竺、佐藤重臣ら70年代を疾走した映画人の怪演も必見。
A−1 『王国』
A−2 『時が乱吹く』B 映画ハ、空ヲ嗜好(志向)スル。かつて「銀河画報社映画倶楽部謹製夕暮映画」と銘打ったシリーズを監督した山田勇男は、現在もなお〈懐古的でない20世紀〉を紡ぎ出す。「映像の錬金術師」居田伊佐雄は、たとえば遠くの空で小さな星が静かに瞬くときのような、硬質な光を作品に与える。そして自家現像で独特の色を織り上げる能登勝は、日暮れ後のほんの一瞬空に現出する〈青〉を、フィルムに焼き付ける。
B−1 山田勇男 『真珠のように輝いた太陽』『PUZZIE』『星とプロペラ』『水晶』
B−2 居田伊佐雄 『エコー』『星の巣』『大きな石小さな夜』
能登勝 『夢代九』『光・しずく』C 映画ハ、廃墟ヲ志向(嗜好)スル。神戸・摩耶山の中腹にひっそりと朽ちゆく〈摩耶ホテル〉。建築物というよりはもはや「記憶」そのものであるかのようなその建物は、繁茂する緑の海底に横たわる廃船を彷彿とさせる…。『六本木の廃墟』をものした関根博之が、廃船「MAYA」の舵をとる。
関根博之 『MAYA vol.2』D ヤマムラ・アニメーションの世界。国際映画祭での受賞歴も数知れず、今や日本のアニメーションを代表する作家、山村浩二。可愛くてシュールなクレイアニメ「カロとピヨブプト」ほか、CMやビデオクリップ、キャラクターデザインなど、活躍の幅も広い。凝縮されたイメージが織りなす濃密な映像は、新しいアニメーションの地平を切り開く。
山村浩二 『水棲』『ひゃっかずかん』『遠近法の箱 ―博士のさがしもの―』『バベルの本』『カロとピヨブプト「おうち」』『カロとピヨブプト「サンドイッチ」』『カロとピヨブプト「あめのひ」』E ダンスと映像のsensualなカンケイ。世界的に活躍する舞踊家・勅使川原三郎が自ら監督から編集までを手がけた『T-CITY』と、舞踏家大野一雄とアーティスト松澤宥のコラボレーションビデオを大木裕之が編集した『001001』。ダンス/舞踏と映像の2軸が交錯するところに生まれるものは…?
E−1 大木裕之 『001001』
E−2 勅使河原三郎 『T−CITY』■■■ 上映スケジュール ■■■
21(土)
22(日)
23(祝)
18:20〜 E1 13:00〜 A1 13:00〜 D 19:00〜 E2
15:00〜 A2 14:00〜 B1 19:40〜 C
15:15〜 B2
於 DAVID HALL(岡山市絵図町)
※お車でのご来場はご遠慮ください
ご予約・お問合せ:aurora映像舎
TEL+FAX 086-233-2040
email aurora@mx3.tiki.ne.jp
URL:http://ww3.tiki.ne.jp/~aurora/IFF2002.html
鑑賞券:
1回券1200円(前売1000円)/1日券2000円(前売1500円)
鑑賞券取扱:
ぎんざやほか市内プレイガイド
※8月1日より取り扱い開始■
長編実験映画の快楽 9/15(日), 9/22(日) ,9/29(日)
映画前史からロシア・アヴァンギャルド、アメリカン・アンダーグラウンド、日本の戦後個人映画・実験映画の代表的長編作品を一挙上映!! フィルム・ヒストリーとのカップリングがお薦め。
このプログラムではイメージフォーラムのストック作品の中から国内外のエポックメーキングな長編の実験映画作品を特集してみた。実験映画の作品は特に物語的な構成を持たないかぎり大半は30分以下の短編である。実際作品を作りだすと5分や10分という時間が予想以上に長く感じるものだが、それだけ送り手も受け手も濃密な映像のコミュニケーションをしているのだといえる。そんな緊張感を保ったまま1時間前後の作品を制作するために、さあ何をどうするか?作家が採用した様々な戦略とそれをやり通す確信とのっぴきならない心情に触れてほしい。
フィルム・ビフォー・フィルム
●ドイツを代表する実験映画作家であり、「映画前史」の研究家、コレクターの第一人者でもあるネケス自身のコレクションによる<動く絵>としての映画の歴史。画家や科学者のまじめな発明から、奇術としてつかわれていた幻燈、覗き見オブジェや万華鏡、フリップブックや立体写真、マイブリッジのマルチプルカメラによる連続写真の実験など、様々な<ビジュアル・トリック>を紹介する。f
カメラを持った男
●私はーキノグラース(映画眼)だ。 私はー機械の眼だ。 私、機械は、私ひとりだけが見ることのできる世界を諸君に示す。
私は、今日から永久に、人間の不動性から自分を解放する、私は連続的な運動のなかにいる。私は近づき、物から遠ざかる、私は物の下にはいり込む。私は走っている馬と鼻面を並べて進む、私は全速力で群衆の中へ突っ込む、私は走っている兵士たちの前を走る、私はあおむけにひっくりかえる。私は飛行機とともに上昇する、私は落ちたり飛び上がったりする物体とともに落ちたり飛び上がったりする。
さて、私、カメラは合成力に従って突進した、物の混沌の間を縫って行った、最も複雑にからみあった運動を次々と定着した。1秒間に16〜17コマという約束から解放されて、時間的・空間的枠から解放されて、私は、私がこれまでに定着したことのないような宇宙の任意の諸点を比較する。
私の道はー世界のいきいきとした知覚の創造に向かっている。見たまえ、私は諸君の知らない世界を新しく解読しているのだ。(マニフェスト 月刊イメージフォーラム1982年7月号より)
波長
●例えば日本でよくしられた『波長』だが、ここでは45分という時間とその間一貫してフィックス・キャメラのズームが寄っていくというコンセプトが伝説化している。しかしこの作品の最も重要な側面は、それが「音に伴って」進む視聴覚体験であることで、その音は厳密に計算された正弦波の周波数音(50〜12000Hz)と現実音からなり、タイトル(Wave Length)の由来と考えられる。(ほかにラストの写真の「波」とズームが進む部屋の「長さ」を掛けてもいる)。<中略>時間の体験、ズームを見ることは、いずれもそれ自体の官能性をたたえているのだ。そしてそれは完全にメカニックな動きではなく手動の反機械的ガタつきのなかで実現される。(月刊イメージフォーラム 1989年2月号より)
リトアニアへの旅の追憶
●1949年、故郷からナチスに追われアメリカに亡命したジョナス・メカス。言葉も通じないブルックリンで一台の16ミリカメラを手にしたメカスは日々の生活を日記のように撮り始める。27年ぶりに訪れた故郷リトアニアでの母、友人たちとの再開。メカスはそれらの全てをみずみずしい映像と言葉で一つの作品にまとめ上げた。
石の詩
●対象が<石>、しかもそれを<写真>で表現するという、ドキュメンタリーにとって前代未聞の枷は、たいがいの映画監督なら、まずムリとあきらめてしまうところだ。が、この作家は、動きのないものに動きを与えるアニメーションの方法をもって、どんなに激しく動く対象に迫った映画よりも、はるかに鋭い<動き>の感覚を作りだしたのである。動きを凍結された<写真>は、緩急自在に動くカメラの抑揚と、ほとんど軋みにまで分解されたサウンドによって、見るものを、息詰まるような緊張の中に誘いこむ。映画に対するこの作家の、怜悧な計算とコントロールがここに見事に結実している。(「松本俊夫の映画の果てしない彼方へ」かわなかのぶひろ '75松本俊夫映像回顧展カタログより)
15日間
●1979年11月19日から12月3日までの15日間、自宅の片隅に固定したカメラの前で「私」は日々の生活や映画について語る。作者が苦痛を伴いつつ毎晩行うこの記録の儀式は、カメラ=他者という視線を「意識」しすぎて(作者のメディア意識そのものの反映)カメラの前に座る私の身体を硬直させ思考をもつれさせる。そうした有り様を密室を覗くように見ている我々観客の不自然さ、居心地悪さもまた異様である。フィルムという鏡像をとおして自画像を描いてきた鈴木志郎康のスタイルは、ここにきてカメラの前に直接自分が立ってしゃべり始めるという短絡に行き着く。カメラの前で最初は背を向けるようにして語っていた「私」は次第にカメラを直視するようになっていく。(「私という名のカメラ・オブスクラ」西嶋憲生 『生まれつつある映像』より)
無人列島
●金井勝は童話「ねずみのよめいり」の哲理について夢想し続けていた。ある点より出発してふたたびその点にたち戻る。そしてこの不条理なる経路を<輪>と呼ぶなら、<輪>は大小、縦横、あるときには楕円形にゆがんでそこに絡み合っていた。やがてこの<輪>は球体をなし無数、無限に広がりを見せて、宇宙空間の引力の様に堅く結びつきボク達を包装して微笑っていた。金井はこの不条理なる輪からの離脱をイメージに『無人列島』の製作にとりかかった。その絶望的哲理との闘いは拡散する無数のオブジェを産み、ある時には猟奇の世界を形作り、ある時には悪夢の世界を放浪するのだが、その輪から見事離脱する先には<死(タナトス)>が待ちうけているのであろうか!?(宮田雪 上映会チラシより)
HEAVEN-6-BOX
●『HEAVEN-6-BOX』の映像は、論理では決して解析できない霊性に満ち溢れている。大木裕之は言霊ともいうべき言葉のダブル・ミーニングの不思議な力を駆使し、巫女のように神秘的な映像を紡ぎあげた。観るものが、映像の力によって作者とひとつに結ばれることによってHEAVENの世界へとたゆたうこと。それが、この作品の最大の魅力と言える。(HEAVEN-6-BOX カタログより)
毛髪歌劇
● これが、インディーズ・フィルムだ!! これは、強烈な女を強烈に追いかける愛の物語。裏ポルノじゃないよ。歌の抑揚が物語を動かして、ドラマティックに展開するロマン主義の映画。手持ちカメラは手の延長、眼の延長、耳の延長だ。映画そのものに疑いをかけ、映画を破壊するアナーキストの 映画なのだ! フィルムに直接毛髪などを貼り付けているが、これはお客様への一種のサービスであって、他意はありません。(帯谷有理 上映会チラシより)
私小説
●このショットの後にどのショットをつなぐのかということに、いつも悩んでしまう。描くイメージははっきりしているのに、それを叙述する文体がいまだ掴めない。物語という叙述方法を採り入れれば解消するだろうが、それによって映像の言葉が脆弱になることには耐えられそうにない。そんな思いを絶えず抱きながら1987年から1992年にかけて手がけてきた『私小説1-6』がこの作品のベースとなっている。作品で描こうとしていることをあえて言葉にするならば、"記憶の軌跡"である。しかし具体物を撮るカメラでこれを描くのはとても難しい。(かわなかのぶひろ イメージフォーラム・フェスティバル1996カタログより)
9/15(日)
pm 3:00〜フィルム・ビフォー・フィルム ヴェルナー・ネケス/16ミリ/83分/1985
pm 5:00〜カメラを持った男 ジガ・ヴェルトフ/16ミリ版/69分/1929
pm 6:30〜波長 マイケル・スノウ/16ミリ/45分/1966-67
pm 7:30〜リトアニアへの旅の追憶 ジョナス・メカス/16ミリ/87分/1972
9/22(日)
pm 3:00〜西陣 松本俊夫/16ミリ/30分/1961
石の詩 松本俊夫/16ミリ/30分/1963
pm 4:30〜無人列島 金井勝/16ミリ版/56分/1969
pm 6:00〜15日間 鈴木志郎康/16ミリ/90分/1980
9/29(日)
pm 3:00〜毛髪歌劇 帯谷有理/8ミリ/60分/1992
pm 4:30〜HEAVEN-6-BOX 大木裕之/16ミリ/60分/1995
pm 6:00〜私小説 かわなかのぶひろ/16ミリ/102分/1996
受付(入替制)
当日900円/会員600円
3回券2,000円シアター・イメージフォーラム
渋谷区渋谷2−10−2 電話:03−5766−0116
交通:
(1)渋谷駅から徒歩5分
宮益坂上がり右手入る
(2)営団地下鉄表参道より徒歩7分
青山通り渋谷方向、
宮益坂上手前左に入る
『王国』 がフィルムセンターの銀幕に登場す!
日本映画の発見Z:1970年代(1)
つねに時間を主題に作品製作を続けるインディペンデントの雄,金井勝がガラパゴス島ロケを敢行した「微笑う銀河系」3部作の掠尾を飾る作品。時王クロノスをめぐる人間模様はやがて現実を逸脱し時空の彼方へと飛翔する。今は亡き大和屋竺,城之内元晴,佐藤重臣ら70年代を疾走した映画人の怪演も必見。 (NFC CALENDAR より)
※ 写真左は「NFC CALENDAR」6‐7月号
右は『王国』〜鳥博士を熱演する 大和屋竺と、詩人五九勝丸を演じる むささび童子
※ 全プログラム
『王国』(ニュープリント)の上映は、
6月19日(水)PM 7:00〜
7月 7日(日)PM 1:00〜
7月23日(火)PM 3:00〜料金 一般 500円、学生・シニア300円、小人・100円
〒104-0031東京都中央区京橋3-7-6
東京国立近代美術館フィルムセンター▼交通:
営団地下鉄銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
営団地下鉄有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分
電話 03-3561-0823(代表) FAX 03-3561-0830 webstaff@momat.go.jp 上映・展示企画に関する
お問い合わせ電話番号03-5777-8600
(ハローダイヤル)
「アンダーグラウンド・アーカイブス」関西上陸!!
Kobe, Kyoto, Osaka 2001.9/14-10/14
表の日本映画史から忘却され、呪われた1960年代から70年代までのアヴァンギャルドなアンダーグラウンド(地下映画)、自主製作映画たちを一挙に上映しつつ60〜70年代のアートシーンを解読。
アングラ映画史上の神話的人物とその作品が今、甦る!
東京・シネマ下北沢での「アンダーグラウンド・アーカイブス」の上映を引き継ぎ、更に充実したプログラムとなって、神戸、京都、大阪で公開!!
この秋は、アンダーグラウンドの秋――、
読者諸君!関西三都に結集しようではないか!! (勝丸)
〜京都プログラム〜 開場:会場:ART COMPLEX 1928
PM17:00〜
トークショー-5+F-1 《「微笑う銀河系」3部作連続上映ー1》108min
『無人列島』1969/56min 監督●金井勝 出演●串田和美 ゼロ次元 坂本長利
『GOOD- BYE』1971/52min 監督●金井勝 出演●むささび童子 佐藤重臣
★トーク・金井勝に聞く 聞き手:村上賢司(映画監督)(\1400均一)
■『夏に生れる』の村上賢司が改めて師・金井勝に迫る。
PM20:00〜
京都特別プログラム-2 《ジョーと呼ばれた男》120min+パフォーマンス
『ジョーの詩が聴こえる』1989/22min 監督●金井勝
『新宿ステーション』1974/14min 監督●城之内元晴
『王国』1973/84min 監督●金井勝 出演●むささび童子 城之内元晴
特別上映
金井勝×上田假奈代×村上賢司・コラボレーション作品
『新宿ステーション2001.8.16』2001/15min/DV
★パフォーマンス●金井勝×上田假奈代(詩人)
■アングラ映画の帝王・金井勝が亡き友人・城之内元晴(ジョー)に捧げた短編上映と映画の中で金井が捧げた詩をジョーの作品『新宿ステーション』とともにライブ再現。詩人・上田假奈代が男同士に嫉妬し乱入する。
〜大阪プログラム〜 会場:PLANET Studyo+1
※10/1(月)のみ扇町ミュージアムスクエア・フォーラム
10/2(火)
PM17:00〜
F-2 《「微笑う銀河系」3部作連続上映2》84min
『王国』1973/84min 監督●金井勝 出演●大和屋竺 城之内元晴
PM19:00〜
F-1 《「微笑う銀河系」3部作連続上映1》108min
『無人列島』1969/56min 監督●金井勝 出演●串田和美 ゼロ次元 坂本長利
『GOOD- BYE』1971/52min 監督●金井勝 出演●むささび童子 佐藤重臣
PM21:00〜
F-3 《歌・句・詩シネマ3部作》64min
『時が乱吹く』1991/64min 監督●金井勝
(短歌篇『夢走る』+俳句篇『一本勝負のキリギリス』+詩篇『ジョーの詩が聴える』を内蔵)
10/3(水)
PM13:00〜
F-1 《「微笑う銀河系」3部作連続上映1》108min
『無人列島』1969/56min 監督●金井勝 出演●串田和美 ゼロ次元 坂本長利
『GOOD- BYE』1971/52min 監督●金井勝 出演●むささび童子 佐藤重臣
PM15:00〜
F-2 《「微笑う銀河系」3部作連続上映2》84min
『王国』1973/84min 監督●金井勝 出演●大和屋竺 城之内元晴
PM17:00〜
F-3 《歌・句・詩シネマ3部作》64min
『時が乱吹く』1991/64min 監督●金井勝
(短歌篇『夢走る』+俳句篇『一本勝負のキリギリス』+詩篇『ジョーの詩が聴える』を内蔵)
10/7(日)
PM17:30〜
F-3 《歌・句・詩シネマ3部作》64min
『時が乱吹く』1991/64min 監督●金井勝
(短歌篇『夢走る』+俳句篇『一本勝負のキリギリス』+詩篇『ジョーの詩が聴える』を内蔵)
和田淳子監督作品
『ボディドロップアスファルト』
BODY DROP ASPHALT
2001.8/4(土)より
渋谷シアター・イメージフォーラムにてレイトショーポップでキッチュでシニカルなアヴァンギャルド・ムービー〜〜
IFF2000で話題をさらった『ボディドロップアスファルト』が
世界を唸らせて凱旋――渋谷の夜を更に熱くする!
☆ 第19回バンクーバー国際映画祭正式招待作品
☆ 第30回ロッテルダム国際映画祭正式招待作品
☆ トロント・イメージズ・フェスティバル2001オープ
ニング正式招待作品
☆ 台北フィルム・フェスティバル2000
☆ ブエノスアイレス国際映画祭2001
エロティックな作風、奇妙なCG、めまぐるしくスピン
するようなストーリー。ポップアート的な映像の色合
いは、初期のゴダールを彷彿とさせるが、これはま
さしく、ピュアな和田淳子にしか創れないエンター
テイメントだ。 トニー・レインズ(第19回ハンバーグ
国際映画祭カタログより)
ストーリー
私の、夢は、小説家、なの!
外界から逃避し、自己の世界に引きこもった22歳
の真中エリ(小山田サユリ)は、自らの妄想世界を
ロマンティックな恋愛小説に仕立て、思いがけず小
説家としてデビューする。しかしながら、彼女自身の
恋愛はいつもうまくいかず、次第にそのストレスを
小説の主人公リエにぶつけるようになるのだが…。あなたの予測を全て裏切る新感覚ムービー!これは果たして映画なの?
これは、映画?ビデオアート?ミュージカル?主人公のファッションショー?一つの映画のスタイルに留まらない面白さ。「低予算とは解っていても、既に第一線で活躍している方々と作品を作りたい!」そんな、わがままな監督の想いから出発した、様々なアーティストとのコラボレーションなのです。監督は、27歳の女性映像作家・和田淳子。文化服装学院在学中に映像制作を始め、イメージフォーラムフェスティバル、ぴあフィルムフェスティバルなど、数々の賞を受賞し、遂に本作で長編デビュー。21世紀の一群の若手女性映像作家を代表する存在として、国内・外でその作品は多くの上映機会を得ています。
出演 小山田サユリ 尾木真琴
田中要次
岸野雄一
マチュ−・マンシュあがた森魚
大久保賢一
鈴木慶一
手塚 眞
沼田元気
安藤純子磯部啓之
加藤幸太鈴木卓爾
小代浩人金井勝
○企画/愛知芸術文化センター○制作/愛知県文化情報センター/2000年/96分
○監督・脚本/和田淳子○エグゼクティブ・プロデューサー/越後谷卓司○オリジナル映像作品選定委員/竹葉丈、とちぎあきら、平野勇治、村山匡一郎○制作主任/藤田功一○撮影・照明/白尾一博、宮下昇○編集/白尾一博○録音/小林徹哉〇助監督/六本木冬彦○記録/横山響子○ヘアメイク/小野あけみ○タイトルデザイン/辻川幸一郎○スチール/首藤幹夫○CG制作/高島秀夫・花岡岳○音響効果/木琢磨○衣装協力/VIA BUS STOP○音楽/コモエスタ八重樫オリジナル曲を書き下ろしているのは、元東京パノラマ・マンボ・ボーイズのメンバーでミュージシャン・DJのコモエスタ八重樫、撮影・照明は「港のロキシー」「代官山物語」「多摩川少女戦争(本年度公開予定)」を手がけている白尾一博と宮下昇、タイトルデザインはアートディレクターでカヒミカリィ・斎藤一義などのPV監督の辻川幸一郎が担当しています。
出演は主人公の真中エリ役に若手女優・小山田サユリ(「白痴」「東京ゴミ女」「溺れる魚」など)を始め、共演に「HERO」のバーテン役が話題になった田中要次、スタディスト(勉強家)としてSTUDIO VOICEなどに映画や音楽論も発表するミュージシャンの岸野雄一。
ゲスト出演者として「赤色エレジー」のあがた森魚、ムーンライダーズの鈴木慶一、映画評論家の大久保賢一、昨年「白痴」が話題になったヴィジュアリスト手塚眞、盆栽芸術家としても知られる写真家・沼田元氣のほか、この「映像万華」編集長・金井勝が出演しています。
詳細はhttp://www.bodydropasphalt.com
2001.8/4(土)より
渋谷シアター・イメージフォーラムにてレイトショー (連日 21:00から上映)
トークショー・イベント
8月 4日(土)舞台あいさつ(小山田サユリ、岸野雄一、和田淳子監督ほか)
10日(金)岸野雄一&和田淳子監督
11日(土)岸野雄一&田中要次(予定)
17日(金)岸野雄一&金井勝(映像作家)
18日(土)岸野雄一&新藤風(映画監督)
24日(金)岸野雄一&手塚眞(ビジュアリスト)
25日(土)岸野雄一&熊切和嘉(映画監督)
31日(金)岸野雄一&藤谷文子(女優)特別鑑賞券 1,200円(税込)絶賛発売中
当日:一般/1,500円 学生/1,200円 シニア・会員/1,000円
自由席・定員入替制シアター・イメージフォーラム
渋谷区渋谷2−10−2 電話:03−5766−0114
交通:
(1)渋谷駅から徒歩5分
宮益坂上がり右手入る
(2)営団地下鉄表参道より徒歩7分
青山通り渋谷方向、
宮益坂上手前左に入る
●〈上映会情報〉インデックス ●〈上映会情報〉bO ●〈上映会情報〉bQ
◎ 戻る(j)